2007年06月27日 17:44

シアターコクーン

 先週末は久しぶりに自宅から競馬場、競輪場へ出撃した。こいつはいけるぞ、とこれまた数年ぶりに編み出した「必勝法」は、失礼しました、出直してきます、の「必敗法」に変わり、馬もレーサーもまあ、よく裏切ってくれる。

 私にとってのギャンブルの勝ち負けは、続けていれば、勝っていることだ。張れればいい。女神が微笑む。(可能性がある)。楽天家の私です。

 多くの仲間が足を洗っていった。さまざまな理由があったのだろう。
 金が続かなくなったり、金がありすぎて株にいったり、健康を害したり、健康になりすぎて山登りにいったり、仕事がおろそかになったり、仕事が忙しすぎたり。
 ギャンブルに限らず、趣味を続けるのには、いろんな要素、条件が絡む。


 宝塚記念(競馬)をみたあと、渋谷のシアターコクーンへ。中村勘三郎の「三人吉三」だ。コクーン歌舞伎は串田和美の演出。大昔の自由劇場の頃から串田は前線にいる。大したもんだ。
 勘三郎のオーラは別格。私はすぐ泣いてしまう。
 何より今回の福助のお嬢吉三は特筆ものであった。妖気が狂気にまでいってしまったカンジ。歌舞伎座ではとてもできない(見ることができない)しゃべり、動き、すべて。
 終わってのカーテンコールで、福助は放心状態だった。トランス状態の様相。まったく役者は化け物だ。素晴らしい。

 シアターコクーンの、奥が深い独特の舞台を存分に利用して、演出も美術も最高級の「驚き」をくれた。感謝、感謝。ありがとうございました。


 しばらくは日本にいます。タッキーと飲み屋のピー子には日本にいないことになっている。

#id07060009 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2007年06月20日 18:29

アイルランド人

 先週はアイルランド政府に関わるアンさんと初めて会った。日本語はペラペラ。
 「アイリッシュパブのダフィーズで7時に。カウンターでお待ちしています」
 用件は分からないが、スタートから飲み屋というのがいい。
 「ボスが上海でマキさんの記事を見て、面白そうな人だから会いなさいって言われたのです。今日はありがとうございます、スロンチャ」(最後はケルト語の乾杯。正確には「今日の良き日に」だったか。忘れた。どこが正確には、だ)

 キルケニー(ラガービール)の1パウントを2杯。彼女はウォッカソーダを2杯。
 「ハーリング」というアイルランドだけのスポーツの話で盛り上がる。私は去年、ダブリン(アイルランドの首都)のホテルのテレビで、この決勝に釘付けになっていた。
 その日の朝、何か騒々しいので起きたら、街の通りにラグビー風のジャージー姿の人、人、人があふれている。よおく見ると赤の軍団と、紫の軍団の2種類。朝の10時にはすべての連中が飲んでいる。その数、数万人。なんなんだこれ?

 結局、近くの競技場でハーリングの決勝戦があるということをテレビで知った。
 野球のボールより少し大きいボールを、ホッケーのようなスティックで投げたり、手で投げたりして、アメリカンフットボールのようなゴールにいれるものだった。グラウンドはサッカーより大きい。とにかく走る、ぶつかる、ひっくり返る、走る、転ぶ、走る、ずっと。反則などでの中断がほとんどないので、どちらかがゴールするまでずっと走っている。1チーム11人だったか。こんなに疲れる競技はないぞ。

 私は次にギネスの1パウント。そのあと2人ともブッシュミルズ(消毒薬のような味のウィスキー)のストレート。うまい。それから2人ともカバのドライ。うまい。じゃがいもとラムチョップで。

 その競技場はハーリング専用の施設、とアンが。そこで今年の春、初めてサッカーをやったという。1920年代にイギリスからやっと独立したアイルランドは苦い歴史があり、今回のサッカーの試合に反対する人も多かったらしい。ほおう。
 ハーリングがアマチュアの競技だったとはびっくり。選手の鍛え方がハンパじゃない。
 あの競技場は10万人入れるというから、去年のあの日は10万人がダブリンに集結していたのか。ふー。午前中から10万人が飲んでいたのか。ふー。

 「マキさん、ピンクカメオ(先日のG1優勝馬)の牧場主、ハリー・スイニーはアイルランド人で友だちです。紹介します。ギネスビールを日本に卸している会社のボス、紹介します」
 「はい、あ、あの、ありがとう」

 アンの娘さんは15才。私の長女は29才で、次女は21才。「おおきいねえ」とアン。外国の人と話していると初対面から家族の話になる。仕事で会っていないからか。飲み屋だからか。

 アイルランドは貧しかったから、みんな一度は外国に行っています。今はアイルランドに来て、住む人も多いね。私は18才のときに日本に来て5年いました。一度帰って、今回は5年目になります。最初は新小岩ね。今は富ヶ谷(渋谷区)。若いときはいっつも六本木で飲んでましたね。今は弱くなったね。

 2人ともアイリッシュ・ウィスキーのお代わりをして、最後はベイリーズ。若いときのアンはどこまで飲めたのか。

 そういえば、ニコリを産んだアイルランドの牧場主のニールも、昼間から私にタリスカ(スコッチ)を出してくれたよ。ストレートで。

 アイルランド人は優しい。のんびりしている。だらだら飲む。人を紹介するのが好きだ。

 私はアイルランドがいちばん好きかもしれない。

#id07060008 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2007年06月19日 17:13

福島 盛岡

 先週末からは福島競馬場、盛岡競馬場の行脚だった。両競馬場とも世界一に近い施設。造りからいったら、世界ベスト10に日本の競馬場は5、6コ入るのではないか。
 私の中では、あの六甲おろしの寒風がなくなった阪神競馬場が世界一。今度全面改装が終わった府中競馬場はやりすぎ。つまらん。トキノミノルの像もなくなり、でかいケヤキも切り、風情がなくなった。

 ニューマーケット(イギリス)のスタンドはきれいなガラス張りになり、大井競馬場の正面から入って左側のスタンドに似ているが風情がまるで違う。
 うしろのパドック(下見場)は日比谷公園ほどもあり、客と馬とに境目がないカンジ。デットーリが乗った出走馬は客の間を通って馬場に行く。欧米の考え方はまったく違う。素晴らしい。
 馬が人に慣れている。人が馬を知っている。

 私の競馬場オールタイム・ベスト5はまず、キーンランド(ケンタッキー)。品があって、森の中の博物館のよう。
 次がチャーチルダウンズ(ケンタッキー)とレパーズタウン(アイルランド)。歴史が柱に浸みていて、客も多く、ビールと量の多いつまみで、すぐ競馬仲間ができる。
 カラ(アイルランド)は別格。広大な草原の向こうに忽然と大きな建物がポツンと現れ、うねった草原ゼンブが競馬場だ。周りに何もない。どこをどうやって走るの? それよりどうやってあそこの建物(スタンド)まで行くの? 標識もない。参る。
 私はバスから建物が見えたから、運転手のおじいさんに「降ります」と言ったら「OKほにゃらか」と返され、それから20分、バスに乗って競馬場だった。

 競馬場だから競馬場らしいのがいい。その点、日本のそれは考え違いをしている。ショッピングモールじゃないんだから。


 朝まで飲んでいてそのまま福島だったから、昼まで競馬場で寝ていた。終わって盛岡に移動して晩飯は14人だったか。今回は本厄のトシキが主謀者。正確に言うと、彼は日本を代表する翻訳家で、その友人たちの競馬ツアーに私も仲間にいれてもらったのだった。なぜかヒゲもじゃのトシキと、競馬しか趣味のないメグロ師匠も同行。もっと正確に言うと、その2人の取り持ちで私は参加できたのだった。

 初対面でも名刺を出さずに、「競馬」だけでバカを言いあえるのがいい。といって日本では私は名刺を持たないのですが。
 みんな競馬漬けになって、へとへとになって。
 メグ(よく食べる青年だ)は大穴を当てたら鼻血を出すし、カレーライスを買ってきたら、席でいきなり落として床にぶちまけるし。周りはカレー臭くてくさくて。おじいさんが向こうに行ってしまった。

 私も出張(?)するとよく食べる。盛岡ではゆでとうもろこしを2本。うまい。冷やしラーメンはわさびがのっていて、前半はついていけたが、うーむ。

 あ、来客。

 毎晩、祝勝会をやるはずが、毎晩、競馬に賭ける金と飲む金額の「縮小会」をやっていた。

#id07060007 | ギャンブル | posted by 鍜治真起

2007年06月14日 18:16

アタマふわふわ。

 先週末は南房総でヘラブナ釣り。片道3時間かけ、夕方の2時間、竿を出す。ここはキクチ・セイウチ師匠が見つけた野池。1周3劼らいで、地元の人も知らない。
 たった一人。
 3枚、あげる。ありがとう。
 三日月にしなった竿から伝わるヘラの重さが右手に残り、なんともたまらない。


 ゴルフのコンペも千葉だった。午前中は45で上出来。
 途中、雷雨で2時間の中断中、クラブハウスでビール、ワインでもうろう。ケーリンの電話投票は残高ゼロで遊べず。午後も緊張感のないゴルフをやっていたら、なんと39が出てしまった。いつもは100ちょいなのに、ヘンな遊びだ。


 クラブハウスで飲んでいたときに、突然、ミャンマーで白い象を見に行ったことを思い出した。そうだよ。日本に戻ってからすっかり忘れていた。いい体験だったのに、感動もしたのに、今まで忘れていたとは。ああ。


 NYCで日本商工会議所の方たち、50人くらいのパーティで、数独早解き(?)をやった。ノブが進行役。EASYの問題。そしたらみなさん、解けないではないか。予想外に沈黙の時間が過ぎるばかり。私がマイクを持った。
 「ハイ、ここはあまりにレベルが低いので終わりにします。みなさんがいかに普段働いてばかりいるか分かりました。ではニコリで遊んでいる『カジロト』をやりましょう」
 これも盛り上がったような、盛り下がったような。

 フツーの人は普段、遊んでいないのだろうか。

 そのパーティが終わったあと、ニューヨーク市警のティムと名刺交換した。
 「今日はとても楽しかった。ありがとう。ニューヨークを楽しんでください」と言われた。警官と名刺交換したのは生まれて初めて。
 警官も名刺を持っているのかあ。


 今週末は東北です。

#id07060006 | ニコリ | posted by 鍜治真起

2007年06月08日 08:39

お金。

 今回のアメリカに行く前夜(5月25日)、調布のトモさんと成城のマキちゃん(ピアノを教えている、天然女史)と新宿の焼鳥屋で飲み、仕上げを仙川(京王線)のお好み焼き屋にした。みんな帰る方向が同じなので。

 「あそこは生ビールがいちばんおいしいんですよ、行きましょ」とマキちゃん。
 ハッ? ま、鉄板を前にしての生ビールはうまいだろうなあ。

 トモさんは次の日がはやいというので、早々に切り上げる模様。3千円、マキちゃんに渡してトイレへ。
 「こんなにいらないのに」と彼女。そうだよな、と私。
 トイレから出てきたトモさんに彼女が3千円を持って一言。
 「トモさん、こんなに足りません」
 トモさんもガクッ。「あ、ごめん、いりません」。マキちゃんは面白い。


 ベガスでは何かフツーに過ごしてしまった。次のブックフェアのことがあったからだろうか。淡々と遊んだ。ヒゲもじゃのトシキも「カジさん、何か今回、やる気がしないんだけど」。お互い、毎年のここが続いて興奮しなくなったのだろうか。ショウを見たり、ゴルフをして過ごした。本厄のトシキも「1セントのスロットにはまっちゃってさあ」。
 やってみると1500枚とか、2500枚が簡単に出てきて面白い。迫力あるカンジ。冷静に考えるとたった15ドル、25ドルだけなんだけど。
 ギャンブルの極意はしのぐことだ。

 私は生まれて初めて「クラップス」というダイスゲームをやり、ダイスを振った。
 アメリカ人7,8人の中で一瞬、私が主人公。緊張する。ルールは分からず、ヒロにそそのかされて。ヒロも分からないのに。ああ。
 案の定、盛り上げることができずに終わってしまった。いい経験をした。また恥をかきたい。


 NYCでホテルのバーに入り、ヒロが「あのショップでおつまみ買ってきます」というので、私がポケットから2ドル渡した。
 「マッキーさん、こんなに足りません」
 うまい。
 あのエピソードをヒロに言ってたんだ。


 私はNYCに滞在中、ずっとノースモーキングルームだった。チェックインするときに、フロントに「バイザウィンドウ,OK、ノープロブレム」と言われ、深夜の警備員にも尋ねてOKと言われ、翌朝に出会ったルームクリーンのおばちゃんにも「OK、ノープロブレム」と言われた。
 その後、毎日同じおばちゃんが掃除してくれた。チップは1ドルのところを5ドル、おいていた。
 3日目からミネラルウォーターが2本、なぜか枕元におかれるようになった。
 6日目から灰皿が枕元におかれるようになった。


 ベガスでは、スポーツバー(競馬を買うエリア)で寝てしまい、警備員に起こされたあと、そこにいた若者に握手をされて1ドル札をもらう(?)し、マンハッタンでは私とスタッフがデリでパンを食べていたら、知らないおばちゃんにドーナッツを差し入れ(?)されるし。


 世の中、わけの分からないことのみ多かりき。

#id07060005 | ニコリ | posted by 鍜治真起

2007年06月05日 07:04

一件落着。

 NYC(ニューヨークシティ)のネズミは小さい。ハツカネズミか。道路を渡れる。
 ヤンゴン(ミャンマー)のネズミはびっくりするほどでかい。大人のスニーカーほど。のろのろで、道路を横断できない。戻ってきた。

 NYCのスズメは柄がモダン。茶色いが白と黒がはっきりした胸。ハトと一緒に遊んでいる。
 ヤンゴンのスズメは茶色い全身だがアタマの上が黒い。春のスズメは子どもが多かった。飛び方を学んでいるような。

 「ドナピー、NYの3大小動物といったらネズミとスズメともういっこ、何にしようか」と聞いたら「ゴキブリ」と答えた。よし、今日からベスト3はそれにしよう。
 ヤンゴン・ベスト3はホテルの壁にヤモリがいたから、3番目はヤモリにしよう。


 3日間のブックフェアが昨日、終わった。予想以上の収穫があった。半年近く交渉していたこちらの出版社とも昨日、ベストに近い契約にして終わった。
 ジミーとノブは商談で疲れ、まりはブース企画・設営・管理で疲れ、私は飲み疲れ、あとから来たスタッフ6人には昨日が最後のディナーだったが、疲れをとりたい、リラックスしたいので、私のわがままを聞いてもらって和食にした。ま、緊張感のある和食だったが満足。

 最初に来た6人との3日間のディナーは、インド料理、イタリアン、ギリシャ料理。
 第2陣はギリシャ料理(全員一緒)、ヴェジタリアン、和食となった。

 ギリシャ料理の店では、ビル・クリントンと娘さんのチェルシー(そういう名前らしい)が一般客に混じって食事をしていた。
 クリントンは大のクロスワード好き。NYタイムズのクロスワードをつくっているウィル・ショーツ(パズル編集長)の家に行ったら、クリントンからの直々の手紙が部屋に飾ってあった。
 クリントンも私たちのパーティに呼んだら来たかも。来ないな、そうだな。


 今回もヒロ&ドナピー夫妻にお世話になった。ヒロはこちらでエンターテインメントの弁護士、ドナピーはこちらでエンターテインメントのプロモーターで、ニコリの仕事が直結するので、毎日ずっとつきあってもらっている。

 去年の春にヒロと知りあってから、NYCがなじんでしまった。今回も私は10日間以上ここにいることになるが、国内出張の気分。スタッフにも言われた。
 「シャチョー、何ですかそれ、バミューダとTシャツにサンダルで。とけ込みすぎですよ」
 「いいの」
 「それで取材受けるんじゃないでしょうね」
 「もちろん。ちゃんと持ってきているからダイジョブ」


 ブックフェアでは50人以上にサインをしたか。若い女の子からインド人のおっちゃんまで。通りがかりのSUDOKUファンが多い中、わざわざニコリのブースを目がけて来た人もいて。ありがたいことだ。
 テレビ局が突然ブースに来て、私とヒロがインタビューを受けたりもした。私の2言、3言の日本語の返事をヒロが膨らませて3分以上しゃべったり。ヒロもニコリのことをほとんど分かるようになった。パズル全般のこと、ニコリのパズルが他と違うこと、会社のユニークさ、私のヘン(ではないのだが、そう思われてしまう)な哲学。

 いま6月4日(月)の夕方です。これからメキシカンへ。そこで10年来の友人、ジンくんと会食。彼はNYCに20年近く住む日本人。出版社の社長で、今日は彼が出している新聞の取材も受けて。
 昔からこちらに来るとジンくんを呼び出して、バーで飲んでいた。彼は一滴も飲めないのにつきあってくれる。面白い男だ。彼も迷惑だろうと思う。私はいつも他人の好意に甘えている。


 明日は取材1件と、NYにいる日本人40人のカクテルパーティに呼ばれて講演(?)。今回はどこにも行ってないなあ。ベルモントステークス(G1)は今週末か。ケンタッキーダービーを勝ったストリートセンスが出てくるという。
 あと5日間、こっちにいるか。東京の仕事、3件ドタキャンして。
 勇気がいるなあ。
 そういうことじゃないな。

#id07060004 | ニコリ | posted by 鍜治真起

2007年06月02日 21:53

他人は起きている。

 街は生きている。他人は起きている。

 NYの朝です。今朝4時頃、ケータイが鳴った。
 「あ、ヒノです。あのさあ、いま中目黒なんだけど、カジさんが言ってた美容院の場所、教えてよ、行ってみようかな、と思って。最近どしたのよ、ゼンゼン顔見せないんだから。またヘンなところ飛び歩いてるんでしょ」(赤坂の飲み屋のママからだ)
 「目黒川の橋を渡って右に50mくらい行ったビルの2階」
 「ありがとう。じゃ今晩待ってるわ」
 電源、切っておくんだった。

  東京はいま午後3時かあ。ここから1万2千キロ。行けぬ。

 また寝る。

 ガシャーン。事故だあ。窓から下を見たらクルマが煙を吐いているではないか。車内からもうもう。あちゃあっ。こいつはタイヘンだ。通行人が寄って、助け出して。寝かせて。わお。朝の5時11分。
 (中略)
 結局、消防車が2台、5分後に来まして。パトカーが3台。救急車が1台。うるさいうるさい。寝られない。

 1時間半後、事故現場は検証もなく、砂がまかれただけで、日常に戻る。


 街は生きている。他人は起きている。私は眠い。

 これからブックフェア2日目です。行ってきます。昨日は実りあった。いま8:50AM。

#id07060003 | ニコリ | posted by 鍜治真起

2007年06月01日 21:05

タンポポ

 ブックフェア会場のジャヴィッツセンターはハドソン川沿いにある。対岸はニュージャージー。こちら側はコンクリート、あちらは緑に煉瓦造りの家並み。

 センターの外で一服。タンポポの種が雪虫のように舞っている。どこから来るのだろう。 
 ニコリはタンポポかもしれない。
 
 読者がタンポポの種。ゆっくりじっくり、口コミで水をまいてくれて、育ててくれて、花を咲かせてくれる。
 
 書店の方がタンポポの種。その地域に咲かせてくれる。
 
 ウェイン・グールドがタンポポの種。それはロンドンまでふわふわ飛んで、世界中に花を咲かせてくれた。


 大手の出版社に混じって、小さなブースをつくった。感慨深い。とうとう、ここまで来てしまった。あたりまえのことをやってきたが、ブースを出す決断はあたりまえではない気がする。
 シャレでブースを出した。そんなことだ。
 ジャパニーズでいこう。団扇をつくり、のれんをつくり、浮世絵のメイロをパネルにして。

 うちのスタッフがまた数人、今日、到着する。気楽にフェアを楽しもう。遊ぼう。
 先着組はMOMAに行ったり、野球を見に行ったり。

 私は今回、競馬場に行けるのだろうか。今日はベルモントが開催している。ああ。ドナピー(ヒロの妻、プロモーター)がレーシング・フォーム(競馬新聞)を買ってきてくれたのだが。


 今日は6月1日。午前8時。行ってきます。今日は打ち合わせ3件。

#id07060002 | ニコリ | posted by 鍜治真起