2008年05月28日 19:26

あ、社長だ。

 社内を徘徊すると「あ、社長だ」「社長がいる」と社員に言われる。私はふだん見かけない鳥か。

 日々ネタが多すぎてあふれすぎて、忘れていく。

 マキノ出版の社長、タロちゃんが勇退する。先週末、マキノグループのコンペがあって、参加した。どこかで書いたが、このコンペほどレベルが低いのは珍しい。だから長続きしているのだろう。和気あいあいで、私の好きなコンペの一つ。
 そんでまたむさ苦しいのだ。今回は男どもだけで10組。ま、スタートしてしまえば森の中の散歩で言うことないのだが。

 タロちゃんとは高校2年、3年と同じクラスの朋友だ。
 12年前にニコリが下町に引っ越してきたとき、こっちに知り合いは湯島に会社のあるタロちゃんしかいなかった。彼は社長になったばかりだった。
 「おおう、そうか」と引っ越してきた当日に彼は私を誘い、地元の行きつけの飲み屋ゼンブをハシゴして紹介してくれた。一晩で7軒くらいあったか。私はそこを使い、その後もこっちではほとんど店を開拓していない。

 お互いにいろいろあった。事件も事故もあった。書けないことの方がはるかに多い。しかし転機をわざとつくり、常に止まらない会社にしてきたつもりだ、お互いに。
 帝王学を彼から学んだ。計り知れないほどに。

 タロちゃん、おつかれさまでした。

 
 これから「つ多」に飲みに。彼がいる。あ、この店だけ私が開拓した。
 ついでながら上記のコンペ、偶然、私が優勝した。今日から「レベルが高いコンペ」と言うことにしよっと。

#id08050005 | ニコリ | posted by 鍜治真起

2008年05月19日 12:43

私的好奇心。

 ま、先週末も遊んで過ぎた。棒振りは午前中に簡単に39が出たと思ったら、午後は簡単に51が出てしまった。そんなもんでいい。
 栗の木が地味な花(薄緑色)を満開に咲かせていた。こんもりした木のゼンブを覆うように、ウィッグを付けたように木の色を変えて壮観だ。

 それよりPGAツアーで今田竜二がさっき初優勝した。青木功、丸山茂樹に次いで3人目の快挙。去年も同じトーナメントで、プレーオフで敗れている。今年もプレーオフになり、優勝をもぎとった。なみだ涙。
 彼のスウィングはタイガーのように速い。見ていて爽快。しかし1mくらいの「外しごろ」の優勝パットに賞金1億円がかかっているなんて、私なら気絶してぶっ倒れるよ。プロゴルファーにならなくてよかった。なれないか。ハイ。

 それより今日の飯塚オートがたまげる。
 あのですね、さすらいのギャンブラーは、いつも負けた場合、もう1回同じレースをやったら絶対勝てるんだけどなあ、と捨て台詞を吐くのです。ちゃんと走れば自分の予想通りに決着する、と愚痴るのです。
 そんで飯塚。
 実は昨日の4日目が決勝戦。フツーならこれでお開きとなる。ところが。
 今日、5日目があるのです。しかも。
 またまったく同じメンバーで同じ枠順で走るのです。
 再びの決勝。ハッ? です。
 これは画期的なこと。主催者のアイディアが突出してファン心理を読んでいる。えらい。 
 そんでまた輪をかけて素晴らしいのが、第1レースからゼンブ、昨日と同じ。
 専門的に(?)言うと、昨日の新聞でまた今日も賭けられるのです。何もかも昨日と一緒だから。
 ファンは昨日の結果を知っていて、今日はどういう買い方をするのだろう?
 昨日当てた男、外した男、その買い目は? 選手の心理はどう働くのか?
 世界でも初めての試みだ。素晴らしい。主催者の冒険心に拍手。私も仕事がなかったら、行って飯塚の空気を吸いたかったぞ。面白いなあ。

 競馬ではアメリカで十数年前、1日にGIレースを6つも7つもやってしまうという、画期的なアイディア(ブリーダーズカップと言う)を実現させて成功しているが、この飯塚もファンのことを考えて、実現させた。
 新しいことをするには度胸と勇気がいる。ゼヒ続けてほしい。そしたら会社を休んでも飯塚に行くぞ。あ、こんな発表していいのだろうか。

 関係ないけど、魁皇には今年の九州場所まで現役でいてほしい。
 以上。


 今週はイスラエルからの来客もあり、です。 

#id08050004 | ギャンブル | posted by 鍜治真起

2008年05月12日 17:47

ある自伝。

 4月下旬の木曜の朝8時過ぎ、なぜかクルマに乗っていた。TBSラジオの「森本毅郎スタンバイ」を聞いていたら目黒さんが出てきた。あ、ラジオに。声が。
 おおう、今日が毎週担当の新刊案内の日だったなあ。
 本名の目黒考二でだったか、書評家の北上次郎で出たのだったか忘れた、勘弁。
 何かいつもと毛色の違った本を絶賛し、最後に「この本はいい本です」と言うのがアタマに残り、すぐ本屋さんで買い求めた。
 
 「いつもと違う」というのは、私はこのラジオ新刊案内を毎週聞いていて今回は「毛色が違う」ということではなく、漠然と目黒さんはいつも冒険小説、大衆小説、親子小説、恋愛小説など、「小説」を紹介していると思っていた。それが今回は落語家のエッセイのような、青春記のようなものを「素晴らしい」と言う。へええ。目黒さんって幅広いんだなあ、エッセイなら読めるかも、と探したのだった。

 そんで昨日の日曜日。何十日ぶりに「自宅で丸1日ヒマビ」だったので、朝から京王閣(ケーリン)、多摩川(競艇)、府中(競馬)でポンポン、と神頼みのお参りをして帰ってきた夕方。部屋の隅っこに「赤めだか」があった。あ、買ったままだ。

 一気に読んでしまった。面白い。

 立川談春の「赤めだか」(扶桑社 本体1333円)は、高校生の若者(筆者)が家を飛び出して談志(イエモト)の門をたたき現在に至る、まあスリリングな自伝。しまいにゃ肩を揺すって笑う、泣く、泣く、笑う、そればっかしのわたくし。その環境が純で透明でひたすら大人で。

 昨日はお参りしたのに神はどこにもいなかった。でも、いた。目黒さん教えてくれてありがとう。この本、参りました。ポンポン。


 これからNYからの来客と飲みに。明日は外国のマガジンの取材です。

#id08050003 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年05月09日 17:18

水と油。

 朝、クルマでガソリンスタンドを通過中、飲み屋のママが言った。
 「ねえねえ、157円ってチョー高くない? あのさあ、満タンにしてさあ、何時間くらい走るの?」
 ガクッ。

 ママとゴルフをするのは初めてだ。昼間に顔を見るのも初めて。
 ゴルフ場でチェックインを2人並んで記帳して。フロントの男が言った。
 「ありがとうございます。10時になりましたら、上のお部屋をご案内でき、あ、失礼しました。上のレストランが開きますので」
 ママ、腹を抱えて大笑い。「ああ、ツボに入っちゃったよお、おなかいたいよお」
 
 笑っている人間の周りにだけ、笑い話の花が咲く。


 おとといは千葉の宮ちゃんと飲んでいた。GWは新潟に帰っていたらしい。
 「田んぼをあらがきしてさあ、代(しろ)かきしてな、それで田植えなんだけどさ、昔はオレもやったよ。今は米つくるなって言うんだから。まったくなあ」
 「年をとってから、じゃあオレも農家やるかって、そんなもんじゃないからなあ」と私。 
 「今回帰ってさあ、水を引くんだけどね」
 「うん」
 「誰だかの1枚(1反歩)が、もぐらの穴がぼこぼこで、水がたまんないんだって」
 「へええ」
 「そんならまた水を出しゃあ、いいじゃねえなあ、そーだろ? それが今はできないんだってよ。霞ヶ関が管理しているんだって。バカ言ってるよなあ、おかしな時代だよ」

 あ、来客。「つ多」に行きますか。

#id08050002 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年05月01日 18:22

モッコウバラ。

 モッコウバラがあっちこっちの庭先の垣根に満開の花を咲かせている。カスタードプリンのような、柔らかい黄色で、刺がない薔薇。

 三鷹から吉祥寺まで玉川上水を歩くと、シュロの木が、まあ、はびこってしまっている。 
「実が甘くて鳥が好きだから、鳥の糞にシュロの種があって、どんどん繁殖しちゃうのよ」
 おう、そうか。暑苦しい木だ。

 太宰治が入水自殺したあたりをいつまにか過ぎて、山本有三記念館で一服。
 その記念館は大正建築で、「洋」の風味一色。軽いカンジ。山本有三は栃木市生まれだったのかあ。そういえば、栃木市にも大正建築の館があっちにもこっちにもあった。栃木市はいい町並みだ。

 太宰は3回、自殺未遂をしているのだったか。
 私の周りにも、自殺をした人、自殺未遂をした人が、けっこういる。ま、これは墓場に持っていく話だ。
 自殺未遂をした男たち、女たちとは今でも会って飲んだりする。彼等はやたらにでかいリュックを今でも背負っているのだろうか。分からん。聞く気もない。

 
 帰りのバスで、運転手さんが運転中に咳き込み、ずっと運転しながら咳をしていた。ダイジョブですか。
 生まれて初めてこんなシーンにでっくわした。失礼ながらうれしくなった。


 のんびりの今週です。

#id08050001 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起
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