2008年08月27日 19:08

サンマ。

 夏目漱石は当て字が多い。サンマを「三馬」と堂々と書いた。それを通す編集者も面白い。そんな時代が面白い。

 昔、子どもの国(横浜市&川崎市)で、サンマ食べ放題、というイベントの日に行ったことがある。主催者の秋山さん、中山さんに呼ばれて行った。
 野外の炊事場で数千匹のサンマを焼いて、食べ尽くそう、というもの。300円だか、500円だかで、味噌汁も飲み放題。まあ豪快だった。子どもたちは親に「もっと食べろ」と言われて。2000人近くが1種類のものだけをひたすら食う、というのは「壮観」を越えて、不思議な感覚になったのを覚えている。

 先週、今週は偶然、中大手企業の社長、部長、管理者と麻雀をやったり、ゴルフをしたり、宴会をしたり、しんみり飲んだり。1800人、1万人、8000人、数十万人規模の中、昼間はうまく統括しているんだろうな、と思った。麻雀の手はきれいだし、ゴルフはうまいし、宴会ではバカをやるし、一見のびのびしているところがいい。こっちは何もせず、特に聞くこともせず、流されればいい。

 紫外線女史とゴルフを一緒に回った。途中、写真を撮ってくれて「これを社長のブログの写真に使ってください。これいいでしょ」とデジカメの写真を見せられた。
 「いい写真」は私がティグラウンドで、地面にティを刺している瞬間だった。なんか地面に落ちたモノを拾っているような瞬間。
 私の下手なスウィングではないところが紫外線の愛情だ。


 今週末はどこかでサンマパーティです。それまで違う魚を食べようっと。

#id08080008 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年08月26日 18:01

柳。

 柳の葉っぱが今、1年でいちばん大きくなっている。つまむと微妙に伸びるような、不思議な弾力感がある。垣根に使われるような硬い葉っぱではなく、微妙にもちっとした感触。
 春先の芽吹く頃、柳はちっちゃな葉をつけるところから始まる。それを「小魚のようだ」と表現したのは古山高麗雄だったか。
 柳とエゴノキがいちばん好きだ。ワルシャワ(ポーランド)の公園の周りに、等間隔で柳が風に吹かれていたのを思い出した。池の水面に映えていたっけ。


 先週の土曜日の深夜に、醍醐寺(京都)の観音堂が全焼した。
 伏見の醍醐寺は一見、なんてことのない(失礼)古刹だが、私がハマってしまったのは15年くらい前か。突然そのスケールのでかさを感じてしまった。オセロの駒が裏返ったような。季節のせいだったのだろうか。分からん。
 私の中で醍醐寺は京都のお寺ベスト3に入る。
 あの観音堂は主役の建造物ではないのだが、もう、永久に見ることができない。
 どうしよう? ってそういう話じゃありませんね、ハイ。


 昨日は神田の「まつや」で牧師のタムちゃんと、ぬる燗、そばがき。調布で「調布のトモさん」を呼び出し、福祉施設の話で盛り上がったので、酔わず。
 サイゴはどこかで、トモさんが「あこがれのハワイ航路」をヤケに元気に歌ったので、私も合わせて「街のサンドイッチマン」を歌ってお開き。


 これから大阪から出張で来たヤマちゃんと「つ多」へ。あ、彼は京都の伏見に住んでいるのだった。

#id08080007 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年08月21日 19:19

前年対比。

 私は前年対比、何十億個の細胞が死んでいるのだろうか。個数の単位も分からぬ。
 前年対比、5万個の脳細胞が生まれたのだろうか。これもチンプンカンプンの数字だ。 
 前年対比、500グラムくらい体重が減ったか。食べればすぐ戻る。ずっと同じ体重である。

 前年対比、365日、長く生きている。

 チマタは前年対比が好きだ。90年代前半にバブルが崩壊してから好きになったらしい。温暖化現象が言われてまた、そちらも前年対比のオンパレード。

 前年対比、遊び度105%。おいおい。
 ギャンブルの前年対比、記録していない。ああ。


 これから「つ多」へ。出張のスケジュールをそろそろ決める時期だった。ドイツのマガジンに載った私の写真は、顔をタテに真っ二つに切った、その半分の顔写真で1ページ。向こうのデザイナーは怖いことをする。

#id08080006 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年08月18日 19:07

アリバイ。

 お盆はヘラブナ釣りとギャンブル場巡りで過ぎた。かみさんは雑草を調べることで過ぎた。雑草や草花を持って帰ってくる。そこで思った。
 ヘラもギャンブルも、アリバイがないのだ。

 海釣りの場合は釣果があって、イエに持って帰ればすぐ分かるが、ヘラはリリース(放す)するので、何の結果も残さない。1人で行けば誰も軌跡が分からない。野池のポイントはフツー、1人しか座れない。私の行く菊池(きくいけ)は周囲3kmほどの、そこそこ立派な池だが、釣るポイントは11しかない。11人で満員御礼なのだ。
 そんで帰りはくたくたになって、猛暑で集中力もない中、よく3枚もあげたよなあ、と独り言の帰宅。行った先のモノがない。

 ギャンブル場も1人で行って、くたくたになって帰ってくるだけ。お土産なんてない。土産を買う金があったら賭けている。


 川崎競輪場は面白い。正門を入った右側の建物のウラの壁、白い壁になんと鉛筆削りが埋め込んであるのです。台もなにもない、この光景、この発想にびっくりした。
 今は簡易鉛筆(?)なので、フツーの、鉛筆削りを使う鉛筆など誰も使っていない。何十年前の建物なのだろう。そのときの大胆なアイディアマンの愛に拍手。

 盛岡競馬場はスタンドの椅子(1人用)がはねて、普段は座が上がっている。そんでびっくりするのは、「座が上がるの止め」という代物があるのです。ビニールホース30cmを半分に折って、ヒモで縛ったもので、それを背もたれと座の間に挟むと、座が水平を保つ、というもの。分かります? 
 その「座が上がるの止め」は数百個あり、日用品(?)のカンジ。私も便利なので使った。「盛岡のエジソン」に乾杯。お会いしたい。
 去年は競馬仲間のメグがそれを使わなかったので、カレーライスをぶちまけた。カレーのニオイに辟易したとなりのじいさん、いなくなったよ。


 思い出だけがお土産だ。


 今週は原稿たくさん。仕事しよっと。
 

#id08080005 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年08月15日 12:41

敗戦記念日。

 ラジオで秋山ちえ子さん(91才)の「かわいそうな象」を生の朗読で聴いて、森山良子さんの「さとうきび畑」を聴いて。

 朝食べたスイカの端で顔をぬったくり、冷たくて気持ちいい。べたべた。


 さっきクルマに乗っていてつくった小話。
 「固い話、していい?」
 「ああ」
 「今のガラスって固いんだって。割れないんだって」
 「……」
 「柔らかい話、していい?」
 「ああ」
 「柔道、苦戦してるんだって」
 「柔かい!?」

 これからどこのギャンブル場に行こうか。

#id08080004 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年08月11日 14:01

ある負け。

 アメリカの競馬場は、始まる前に国歌を流す。国旗に向かってフツーに観客は起立、静聴している。私は目立ちたくないので、足を止め、従う。私の意味はそこに何もない。「小心者」であり、「目立ちたくない」だけである。
 もちろん、聞きたくない人は歩いている、しゃべっている。

 先週末は、なんの儀式もなく始まる函館競馬場で2日間、ひたすらマークシートに、来ない数字ばかりをぬって過ごしたのだった。私も含めたとんでもバカ5人にドラマはなかった。
 楽しかったことといえば、競馬をする前の晩の酒の席。競馬をする前の晩の飲んだくれてのダーツ。競馬で負けた晩の麻雀くらいか。他人に言えぬ情けない2日間でした。
 ああ、懲りない面々。ヒゲモジャのトシキ、たそがれのトシキ、バンカー・キヨンド、メグロ師匠、私の5人。
 オリンピックのように「声を出して行こうぜ」と心中、体育会系のハッパをかけたいのだが、出るのはため息ばかり。あ、金も出て行くばかり。
 
 函館競馬場は昨日が今年の最終日。これからスタンド改装に入るので、馬が走るのは2年後になる。
 昨日の朝、タクシーに乗って競馬場へ。
 「そうですねえ、最後だから今日はお客さん、たくさん来てますねえ」と運転手さん。 
 「来年は競馬の関係者も客も来ないから閑古鳥が鳴くんでしょうね」とヒゲモジャ。
運転手「そうですねえ」
私「もう1種類、鳥が来るよ」
ヒゲモジャ「なに?」
私「カンコードリ(観光鳥)」
ヒゲモジャ「うまい」
 言ってくれるが、その声に力がない。合わせてくれただけ。私もつまらないダジャレしか浮かばない。
 負けるのはよくない。
 そりゃそうだが。ふー。


 今週はお盆です。いつまで仕事をするのだったか。これからどこかへ視察です。

#id08080003 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年08月08日 13:57

貸しクラブ。

 先日はある会社のパーティに呼ばれて、また横浜みなとみらいに行ってきた。花火大会を見ながらの800人規模のパーティは、ほとんどが社員の方たちで、まあアットホームな、いいパーティだった。
 そこのキッズルームでは、実験的(?)に、子どもたちだけのニコリダービーをやってくれた。60人くらいの幼稚園児から小学生まで。みんな物分かりのはやいのにはビックリ。おとなより柔軟だ。賞品がポケモングッズになると、とたんに真剣に考えるところも大人より計算高い。
 「お父さん、今度どの数字にする?」と真顔の少女。
 「じゃあ13」とお父さん。
 「なんで?」
 「みんな嫌いな数字だから書かないよ」
 「そっか、よし」
 ニコリダービーは他人が書かない数字を書くといい。えーと、「ニコリ本誌」か、「数独通信」参照です。とても面白いパーティゲームです。
 結果は30枠のうち、6枠が一人しか書かなかったので優勝した。

 後日、その会社のコンペにも呼ばれて、20組の参加者の中で私は11位。スコアは恥ずかしくて言えない。
 その日は明け方まで飲んでいたので、クルマで行けず、電車で行って、貸しクラブを借りた。そしたらなんとそのゴルフ場、貸しクラブはたったの2セットだった。
 「よかったですねえ。先ほどの方にお出ししたのであとはこれだけなんです」とおばさん。
 「えっ? じゃ2セットしかないんですか?」
 「はい、でも2つとも出たことなんか今までに一度もないんですよ」
 相模原市の名門ゴルフ場で。名門だからか。分からん。どこもそうなのだろうか。これからしばらく貸しクラブにして、確かめてみようか。


 これからスポーツ花盛りの数週間になる。私には他人事なので、好きにしてください。 これから函館へ。バカ仲間5人で函館競馬大儲けツアーです。私は悟ってしまったので、百円馬券で目標2500万円。しかも1日で。過去に6回、その一歩手前までいって玉砕した。あ、この翻訳は死ぬまでにどこかで。

#id08080002 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2008年08月04日 17:00

シミ。

 直射日光がきつい。東京は地面が舗装されているので、フライパンの上を歩いているようで、ジリジリけだるく熱い。大阪、横浜はまだ川に助かっている。
 自転車のおばさんは、長靴下(似)を反対から腕に通して、日よけをしている。
 あ、思い出した、日よけで。

 先日の土浦のドイツ料理屋で、シノッチが突然、言った。10人くらいの席で。
 「カジさん、彼女、キャディ顔、してません? あの日よけの深い帽子にまた頬被りして、キョロッと目だけ出ていて。ね。キミ、キャディ、似合うわ」
 同席していた飲み屋のパー子に対してだ。確かに顔は小さいが、キャディガオなんて初めて聞いたよ。シノッチも、ときどき訳の分からないことを言う。


 シミができないように。
 シワができないように。
 ホクロもとりましょう。
 という現在らしい。
 私は皮膚が弱いのだろう、腕も顔もシミだらけだ。日焼けか顔を洗わないからか分からない。親父もお袋もシミだらけ、シワだらけ。
 昔、銭湯で親父の背中にでかいホクロを見つけ、そこから毛が生えていてビックリした。 
 私のばあさんのシワだらけの分厚い手は、象のようだった。圧倒的な人生、年輪をそこに見て、誇りに思った。
 安心させてやろうと思った。


 ちょっと話はそれる。
 私の知り合いの阿保郁夫は、顔面神経痛を乗り越えて、アルゼンチンタンゴの歌手。その歌は心に響き、優しく悲しい。
 田中美知太郎(哲学者)の顔はケロイドで、顔をまったく隠さず、講演してくれた。少し甲高い声で、私たち学生に分かりやすく、堂々としゃべってくれた。70年代の話。

 シミもシワも年輪。

 先日、四谷の「こっくている」のママと話した。
 「毎日、朝からお店に来ているのよ、忙しくて」
 「いいことだよ」
 「マスターが亡くなって毎日泣いているのよ。でもがんばらなければね。お盆はマスターの故郷へ行ってくるわ。あ、佐賀なの」
 「ゆっくりしてきてね」
 「あら、あなたの手、柔らかいわねえ、ホントに仕事してないでしょ」
 ガクッ。


 今週はどこかに行くのだったか。これからラスカルと飲みに。

#id08080001 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起
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