2009年03月30日 15:56

いつも朝は来る。

 サラマンカの日曜日の朝です。寒い晴れ。
 
 夜中の2時にサマータイムへの切り替えがあり、いきなり3時になった。
 部屋の前はマイヨール広場。若者たちが大勢集まって、眠らない町になっている。
 スキューバダイビングの格好をした女の子が石畳を闊歩している。足ひれでペタペタ。目立ちすぎ。
 白鳥の湖よろしく、バレエダンサーの格好をしたバカ者2人が、むき出しの肩をさすりながら寒そうに大声を上げて走っていった。好きにしなさい。

 昨日の「ぬりかべ選手権」は大盛況。地元のテレビが入って、午後の2時にオンエアされたとか。
 サントスが事前に言った。
 「マキ、3位までにジュードーベルトをプレゼントする。マキ、腹に巻いてあげてくれ。帯の結び方を今から教えよう」
 「サントス、アイ・アム・ジャパニーズ」
 サントス、ごめんごめん、で大笑い。
 5才のアルベルトから80才の先輩まで参加してくれて、ムチョ・グラシアス。チャオ。また会いましょう。


 今10時。チェックアウトして、マドリーに向かいます。



 上記が29日の朝のこと。アップしないで外に出ていたのでした。
 
 今は30日の朝9時。マドリーのホテルです。
 昨晩はサントスの家に呼ばれてディナー。妻のテレサが、私が気に入っているレンズ豆のスープをつくってくれて、満足。
 モモタロウもすっかりカタコト英語でダイジョブなことが分かり、会話に入ってくる。度胸がついてきた。

 ああ、昨日の夜、順ちゃん(ニコリWeb)に教わったモモから、写真のはめ込みを教わったができないよお。(過去の2枚はモモがやってくれた)


 これから単独取材を3件受けて、あとはフリーだったか。夜にファンの集いがあったか。 以上でスペインは終了。明日、モモは日本へ帰り、私はNYに向かいます。

#id09030010 | 出張 | posted by 鍜治真起

2009年03月28日 18:33

若者バンザイ。

img09030009_1  サラマンカの4日目か。よっかめか。かめか。

 東京の消防庁のポスターに、ドラゴンボールのキャラクターを使っていたなあ。その半纏の後ろが「亀」だった。
 先々週だったかの松山記念競輪の愛称は「金亀杯」。どこからきたのだろう。
 「アキレスと亀」という映画のポスターも最近見たぞ。最近は亀ブームなのだろうか。 違いますね、ハイ。

 去年、伊勢崎オートに行って、選手へのエール横断幕を見て笑ってしまった。地元のカメダ・マサヒロのキャッチコピー、「カメはカメでもはやい亀」だって。肩の力が抜ける。大儲けしたくなくなる。


 昨日も肩の力が抜けてばかり。良き日だった。
 ラジオ局では1時間くらいの収録。パーソナリティがニコリのパズルを相当やりこんでいて、ディープな質問が多く、モモタロウに振ったりもした。

 夜の数独の集いは、ケンのパフォーマンス。私はお人形でラクだった。

 夜の10時過ぎからのディナーはタパス・バル(気楽な店)で。いつもの面子、サントス、ケン、モモタロウ、ヒロさんにルイス(一見42才。実は29才だったよ)、TVディレクターのコンバットも加わって。まあ盛り上がった。

 店を出たら、突然どこからか女の子たちが飛んできて、「サインをしてください」。うれしい。
 あれ? いつのまにかモモタロウが人気者になっている。
 「マキ、スペインの女性は若者が好きなんだよ」とサントス。
 女の子たち6人くらいと、こちらの男ども6人で路上で騒いだのだった。


 これから「ぬりかべ選手権」です。50人集まってくれればいい。私はまた何もしないゲストです。
 今、午前11時。

#id09030009 | 出張 | posted by 鍜治真起

2009年03月27日 19:44

子どもたちバンザイ。

img09030008_1  このサラマンカでの主要登場人物
・サントス  出版社社長。ニコリのペンパ本3種類(カックロ、ぬりかべ、スリザーリンク)の各4巻、計12冊をスペインで発行している。長身の49才。礼儀正しく、冗談がうまい。
・ケン・トンプソン  外科医で美術の先生。サントスとは5才からの親友。3才からのサラマンカ育ち。両親が日本人。短身の49才。哲学者肌。
・モモタロウ  ニコリ入社2年。編集部の27才。海外旅行は子どもの頃に1回。今回、新しくパスポートを取り、毎日、目が回っている。
・マリアーノ  日本スペイン文化センター所長。社会学教授。ダンディでいつも黒ずくめの服装。社交家。56才。
・ホセ・アンジェロ  サラマンカ大学の数学教授。見るからに学者。推定50才。
・ヒロさん  日本スペイン文化センター勤務。私の通訳。奥さんと定年後の人生をサラマンカにして1年。
 以上。


 おとといは中高等学校に行き、2つのクラスで、ぬりかべパフォーマンス。ケンがぬりかべにはまってしまい、熱いぬりかべ講師。解説が目茶苦茶うまい。ていねいでびっくりする。
 ケンが私を紹介してくれる。
 「マキは世界中を飛び回っていて、今回もサラマンカを選んでくれた。飛行機事故があって長い道のりだったが、マキは数独を通じて遊ぶ心を伝えに来てくれた。ではマキ、リングチェーンをやってくれ」
 ガクッ。
 「OK、ケン」

 数独は誰もが知っていて、ぬりかべも真剣に解いてくれるのがうれしい。私のパフォーマンスにも大喜びしてくれて、拍手までしてくれた。ありがとう。


 プレス・インタビューは15社くらいだったか。ぬりかべの面白さ、普及度を聞かれたり。
 「マキは数独は脳トレではなく、リラックスするもの、というが、あなたは普段、何でリラックスしているのか」
 「ゴルフ、フィッシング、ホースレース、カシーノ、アンド・ドリンキング」
 途中から笑ってくれてよかった。
 その他はほとんど、思いつきのコメント。
 毎回の同じ質問にも、違うコメントを言っている。だからライブは面白い。


 夜は、ケンの息子さん(ウィリアム。26才。好青年)のフルートのコンサートへ。フルートとクラシックギターの2人で14曲。そのコンビ、生まれて初めて聴いた。サンバ、タンゴも聴けて、感動した。
 そのあとケンの彼女も一緒に、10人くらいでディナー。白ワインがうまい。

 2時過ぎからのランチ、夜の10時過ぎからのディナーで、モモタロウは途中、腹が減りすぎたり、いっぺんに食い過ぎたり。
 モモタロウは初日の成田からのアクシデントで、ため息ばかりついていたが、それがなくなった。次は流されることを知ればいい。楽しむまではもう少し時間がかかりそう。


 昨日は3才から17才までの学校の3つのクラスでパフォーマンス。これがまた反響が大きすぎて、なんといったらいいか。参りました。
 急遽、11才の教室で5分だけでいいから挨拶をしてください、と言われ、入ったら20分間、子どもたちにサインをすることだけで終わってしまった。みんな数独を知っていた。
 校長先生はヨコで大喜びしてくれるし、子どもたちは、帰る私たちを、ずっと追いかけてきてくれて。
 みんな、口をそろえて日本語で叫んでくれた。
 「アリガト」
 ムチョ・グラシアス。
 こんな体験をしていいものか。

 日本スペイン文化センターでの、ぬりかべ教室(?)も大成功。


 あ、今、午前11時40分。時間だ。これからラジオ局へ。

#id09030008 | 出張 | posted by 鍜治真起

2009年03月26日 19:00

よく眠れる。

 スペインの田舎町、サラマンカの2日目が始まる。いい天気。
 昨日のことを、思いつき、かじりつき、というタイトルでここに書こうかな、とベッドにヨコになったら今、電話で起こされた。あらま、集合時間。
 では行ってきます。今日も高校で「ぬりかべパフォーマンス」の模様。
 もう1件は私へのインタビューか、「数独の父を囲んで」の集いか、ちょいとはっきりしない。ころころ変わるスケジュールが楽しい。
 あ、一般公開していない16世紀の図書館を見せてくれるのだったか。

 電話で起こされての集合、2日目で2回目です。他力本願。

#id09030007 | 出張 | posted by 鍜治真起

2009年03月25日 16:01

42.

 おはようございます、スペインの朝です。寒い。

 23日の早朝にイエを出て、痛ましい事故があり、結局大阪トランジットのマドリー着。成田チェックインから42時間後の到着でした。アフリカでも22時間で行けたから、今回が私の片道最長不倒時間。

 成田空港では、1978年の開場始まって以来の死亡事故らしい。亡くなったお二人のご冥福をお祈りします。
 昨日、カンクーから乗ることができた飛行機のとなりの女性も私たちと同じ、成田からカンクー経由選び。シカゴに行く人は、27日発の切符がやっと取れたらしい。わお。
 ツーリストのクワちゃん、機転を利かせてくれてありがとう。千葉の宮ちゃん、カンクー行きを即座にすすめてくれてありがとう。


 おかげさま(?)でこちらの高校で、朝の8時半から「ぬりかべ」パフォーマンスです。そのあとがプレス・インタビュー。あ、もう行きます。

#id09030006 | 出張 | posted by 鍜治真起

2009年03月19日 18:55

散らかり机、散らかりアタマ。

 なんだか昨日から、会社の私の机上には、いつにも増していろんな種類の物が重層に載っている。
 請求書、航空チケット、郵便振替の通信欄に書かれている定期購読者からの熱いコメントのコピー、「FAXよろしく通信」(書店への通信)で展開している「ピクチャー尻取り」への解答コピー束、どら焼き、健康診断結果報告書(封筒)、海外出張先の各ホテルの情報の紙束、企画書、雑誌の台割り、贈られてきた本等々。

 23日の月曜日から海外です。今回はスペインとアメリカで3週間。まだ出張のアタマにスイッチが切り替わっていない。まだ片付けることが多い。その間に、競馬、競輪、多摩川競艇場での総理大臣杯(超ビッグレース)のアタマも必要。その間にパソコンの準備と、お土産、海外イベントの景品の準備か。さらりとこなすぞ。


 これから「つ多」へ。飲み屋で取材を受ける。写真撮りもあったっけ。偶然いつもより少しいい格好なのでよかった。

#id09030005 | ニコリ | posted by 鍜治真起

2009年03月16日 20:06

寝台列車。

 子どものときから毎年1回、寝台特急で上野と札幌(親父の実家)を往復していた。弟が1人いるので、家族4人。
 夕方に出て、翌日の午後に終着駅だったか。

 寝台は上中下の3段。チビの頃は上段が好きだった。中学のときは下段がよかった。
 深夜に青森駅に着くと、乗客全員がホームを走って、連絡船に乗り込む。畳部屋の大広間が客室で、その中の端っこを取りたくて。
 家族4人で手をつないで走る、ということはなかった。親父に付いて走るのがつらかった。眠いし、寒いし。
 摩周丸(今は函館港に繋留してある)か、羊蹄丸に乗っていた気がする。まあ、でかい。

 函館には明け方に着いたのだったか。
 そこから特急に乗り、朝飯は森駅でのいかめしか、長万部駅でのカニ飯だった。

 私が中学1年、弟が小学5年のとき、2人だけで札幌往復をした。
 青森駅での走りと、函館駅での走りはまあ、恐かった。経験していても何も役に立たない。何も分からない。大人に付いていくだけ。長いものに巻かれるだけ、の気分。
 弟が心配だったのか、ジャマだったのだろうか。
 あいつが泣かなかったのだけは覚えている。あいつが弁当を、顔をこわばらせて食べていたのだけ覚えている。

 列車名は北斗星だったか、北斗だったか、ゆうづるか、はつかりか、鉄ちゃんではなかったので、まるで覚えていない。

 深夜の漆黒の闇の中で、遠くに見えるポツン、ポツンの窓明かりがきれいなオレンジ色だった。
 日の出の太陽がたった5分くらいで全身を見せてしまうのだった。

 そうだ、寝台席が取れなくて、客車で行ったこともあったぞ。

 そうだ、函館からの札幌行き特急で、ジャイアント馬場たち、プロレスラーの一行と同じ車両だったこともあったぞ。
 外国人プロレスラーたちも、日本人プロレスラーと隣同士で座っていたのが奇妙だった。

 今は札幌、すいません、飛行機でしか行きたくありません。

#id09030004 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2009年03月13日 17:43

アニメと落語。

 左のプロフィールに使う写真は、順ちゃん(ニコリ、Web担当)がテキトーに入れ替えている。最近は外国で撮ったスナップだった。
 左のアニメは、来週から配信する任天堂DSiウェアでの「数独」に乗っかります。任天堂DSが1億台を突破した記念につくったのではなく、ハドソンさんとのやりとりで生まれた。(このブログ2月24日付け参照)
 最初はいろいろあった。似顔絵(それも濃い。ホクロから白いヒゲまで正確)バージョン、カピバラ似、高田純次似、つかこうへい似、イッセー尾形似、どっかの教授風、ただのおじさん等々。どれも恥ずかしい。
 ポン。
 あのお、まるで飛び抜けてくれませんか。例えばピンクのレゲエ頭とか、アイルランドの調教師とかを、笑える奴で。
 ヨコにいたノブ(ニコリ)が言う。
 「あ、それもいいかも。すいませんねえ、うちの社長、勝手で」
 ムリを言いました。ハドソンの札幌のみなさま、気に入ってますよ。


 去年、「カニサロン」というのを設けた。 
 私はいつも夜にさまざまな業種の人と飲んでいるが、自分だけそんな人たちの面白い話を独占しているのももったいないな。飲む前に会社で1時間、話してもらおうっと、ひらめいた。
 パズルとは関係のない話、外の社会の話で、社内の風通しが良くなればいいな、と。カニのように、話がヨコ歩きしてまとまらなくてもいい。

 おとといは立川志らべちゃんをお呼びして、「カニサロン」を落語会にした。
 テーブルに座布団を乗せて高座にし、私たちは床に座布団を敷いて。
 志らべちゃんがクロスワードをつくっているのは、飲み屋で聞いていた。
 「志らべちゃん、演目はおまかせ。でも枕はクロスワードでお願い。社員の誰にも言っていないから、たぶんびっくりするよ」
 「フツー、逆でしょ。枕を指定されたのは初めてですよ」
 
 まあ、笑った。うまくなったなあ、堂々としてきたなあ(失礼)。ぜいたくな落語会になった。
 「駒形どぜう」まで歩いていき、打ち上げ。たらふく食べた。うまかった。


 寒いイエの寒い部屋に生けている沈丁花がいい香り。
 イヌシデも耳飾りのような黄緑色の花を垂らして、もう春だ。

#id09030003 | ニコリ | posted by 鍜治真起