2010年04月29日 02:07

ある若者。

 昨日は会食の後、スンクンが付き合ってくれて、ソーホーのバーで深夜まで飲んだ。
 彼は27才。音楽専攻だが、映画制作も学んで、NYの大学院を出たばかりという。ホラーコメディを自主制作していて、収入はコマーシャル制作と、日本レストランでのお運びさん。エネルギッシュで頼もしい。目が輝いていた。ご両親が住む名古屋には帰る気はなく、オランダ人の彼女とロンドンに行って仕事をしたいと言う。でも7年になるNY暮らしが好きで離れられないかなあ、とも言う。
 ジンベースのカクテルをまたテキトーにつくってもらって。
 「カジさんは若い頃、何をしていたんですか」
 「麻雀と競馬」
 「えっ どうして今、そうなってるんですか」
 「分からないんだよなあ自分でも。今でも博打をやっていて当たらないから人生、少しラッキーなのかな」
 「なんですかそれ」
 「キミの言う、ホラーとコメディは皮1枚という、それと同じだよ」
 「はあ、そうですかあ」
 
 あ、ドナピーが迎えに来てくれた。上の話、後略です。

 ブルックリンの旅館をチェックアウトして、これからフィラデルフィアに向かいます。午後1時。曇り。寒い。

#id10040009 | 出張 | posted by 鍜治真起

2010年04月27日 03:17

サザエのつぶやき。

  アメリカではツイッター、フェイスブックが個人の情報発信のツールとなって、企業も利用している。それはなにかの厚みを増しているのか、薄みを増しているのか、私にはワカリマセン。

 先日、日本へ腰掛け帰りの日曜日。イエの庭に七輪を出して、火遊び料理をした。
 七輪は去年、実家の茅ヶ崎から持ってきた物。
 炭を起こすのが楽しい。鳥を串に刺して焼くのが楽しい。あじの開きもいい臭い。

 そんで、サザエを網に乗っけて焼きました。サザエの壺焼きです。
 あれ? 殻の中からやけに水が出てきたぞ。
 サザエのつぶやきは、ブツブツではなく、グツグツ。磯の香りもして、海辺にいる気分で、確かショーユとか、お酒をこの辺で垂らすんだよなあ、とタラタラ。
 よしよし。つぶやきも香りも海辺と同じです。
 よし、食べ頃ですね、とフタをフォークで開けようとしたら、あれれ? 開きません。 
 サザエさん、へそを曲げたのか。海辺じゃなく、このイエなので恥ずかしいのか。
 開かないぞブツブツ、どうすればいいのだブツブツ、しまいには私のつぶやきブツブツはとっくに140字を超えて、ツイッターならぬマイッター。
 開けるのに没頭していたため、地元から来てくれた長ネギさん、ピーマンさんは真っ黒焦げ。ああ。

 そうでしたか。網に乗せる前にフタを開けておくのでしたか。知りませんでした。後日、串焼き屋「つ多」のマスターに聞いたのでした。
 焼き物歴4回くらいでサザエを焼いてはいけなかった、すまぬ。


 NYの午後です。しとしと雨。今日は久しぶりに丸一日フリー。鳩のように胸を張ってマンハッタンをぶらぶらしてこよう。

#id10040008 | 出張 | posted by 鍜治真起

2010年04月25日 23:55

緯度が青森の町。

 リスがこっちに向かって20mくらいまで来てくれる、コネチカット州、グリニッチの3日目の朝です。NYから電車で45分の静かな町です。
 爽やかな雨が振っている。樹々の新緑が映える。

 数独パフォーマンスを、おとといは図書館で。昨日はニューヨーク日本人学校で。今日はこれからハモンド・ミュージアムで。どんな施設で、何人規模なのか、楽しみ。

 今回は濃い質問が多く、うれしい。
 「数独の盤面で、数字の表出数がいちばん少ないものは、いくつですか?」
 「17です」
 「ワオッ」

 「新しいパズルはどうやってできるのですか? どんどんつくれるのですか?」
 「ニコリの本誌でプロトタイプを公開して、読者と一緒につくっていきます。5年に一つくらいでしょうか、面白いものができるのは」
 「ワオッ」

 「今度いらしたときは、このパンフレットのヌリカベ? シカク? アカリ? ゼンブをゆっくり教えてください」

 アメリカでは去年の秋よりも、確実に、まだまだ数独が広まっている。だからニコリのパズルにシフトしてしゃべるようにしたから、こういう濃い質問が多くなっている。うれしいことだ。

 このあとも出たとこ勝負。子どもたちの比率で決める。雰囲気で決める。今日は日曜日か。家族連れが多そうだ。会社の話はいらなそうだ。アメリカ人は哲学が好きだから、その辺をぶちかましてみようか。いやいや、自然体で。フラットでいこうと。


 グリニッチのスモーキングルームにて。チェックアウトして。90分の講演が終わったらNYに戻ります。

#id10040007 | 出張 | posted by 鍜治真起

2010年04月23日 14:39

深夜のブルックリン。

 こんばんは。NY、ブルックリンの2日目の深夜です。
 BGMは私の持ち込みCDで、ビーチボーイズ。
 備え付けのスピーカーはJBL(ジム・ランシング)のMR26。小さいやつを床からテーブルに、勝手に上げて、音が少し軽くなりました。
 このホテル(?)は今まででサイコーの、何と言ったらいいか、民宿? 下町旅館? といったそんな部屋であります。昔のハウスを貸しているカンジ。
 先週もここに泊まり、今もここにいて、明日からはコネチカットに行って、またここに戻ってきて、そんなことの繰り返しで、これから2週間、よろしく。

 昨日の夜。ヒロ&ドナピー夫妻(NYのエージェント夫妻)と晩飯を食べているとき、ヒロが私に言いました。
 「マッキーさんの最近のブログ、ありがたいとか、感動したとか、年寄り、行っちゃってますよ。もっとおかしいの書いてくださいよ。外れた話、あるでしょ、それそれ」

 ようし、分かった。しかし書けません。

 今日は昼からビール、打ち合わせ、撮影。そんで、こちらの交渉代理人、ジョンとずっと、ビール、ワイン、ウィスィキー・ウイズ・ソーダ。
 どこでかって?
 シーポートの「アイアン・ホース」。ま、バー&レストランか。
 でもホントに危ない面白い店だ。店のじゃじゃ馬女に上に乗っかられて。ポロシャツ、脱がされそうになった。
 カウンターの上に立って、タップダンスですよ、その彼女。蹴られそう。
 カウンターの上にまたブランコが吊ってあって。
 まあ、おかしい。
 客がジュークボックスにコインをいれれば、突然の工事現場の音量。
 ジョンと笑うしかない。
 私が先に店を出たら、ジョンに呼び戻されて、そのじゃじゃ馬女、なんと数独のファンで、サインをする羽目に。
 ああ。
 うれしいのではなく、世も末か。


 明日からコネチカットです。ブルックリンの旅館より。深夜1時半。

#id10040006 | 出張 | posted by 鍜治真起

2010年04月19日 09:22

あかしょうびん様。

 前略 あかしょうびん様
 日本に着いてすぐの、昨日の朝6時半頃、肌寒い快晴。
 イエの近くの野川縁を自転車でふらふらしていたら、カワセミのつがいを初めて見ました。感動しました。
 小川の真ん中にある岩の上に、ハラがオレンジ色、背中が目を射るブルーのカワセミが、堂々と朝日を浴びていました。私はしばし見とれてバードウォッチング。
 あのクチバシがなんともでかくて、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、ハクセキレイ、モズ、カラス、スズメたちとはまったく違うプロポーションであり、しまいには笑いながら、ありがとう、と彼等に言ってました。
 東京も捨てたもんじゃないですね。
 また明後日からアメリカです。ニューヨークのブルックリンでは、高い声で「カラカラ」と鳴くカラスのような黒い鳥を見ましたよ。
 帰ってきたらどこかで飲みましょう、鳥談義で。
   



 そのままの君でいて

 今朝、クルマで三鷹から蔵前の会社まで。下を通って、のんびり2時間の通勤。
 今月からミヤカワマサル(宮川賢)が、ラジオ日本で朝の帯番組を持つことになった。 
 私はTBSラジオの「パカパカ行進曲」が世界一好きな番組だったので、早速、彼の追っかけで、チャンネルをラジオ日本に合わせた。
 まあ、相変わらずのノリで面白い。日本はいいなあ。


 ひょんなことから、一度日本に帰ってくるスケジュールになった。これは海外出張前にジミー(ニコリ)には言った。4日間だけの日本。
 「それならずっとアメリカでもよかったのに。疲れるでしょ」
 「まあな。成り行き主義、場当たり主義だよなあ」

#id10040005 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2010年04月13日 08:23

アメリカ南部。

 いつのまにかヒューストン(テキサス州)の3日目です。
 ワシントンDCで2つ、こちらで1つ、ビッグイベントをこなし、終わりました。
 数百人、数千人規模の中でのイベントはやはり、どこか冷静な神経がこわれる。そんでまた逆に、冷静な神経を壊さないと、大人数に太刀打ちできない。
 ステージでの反応は抜群で、さすがアメリカ人。うまく私をのせてくれてありがとう。
 ふー。
 (マイクを使わないイベントの方が私には合っているかも)

 これからディレクターのカールさんと会食。
 カールさんがこちらのイベントを仕切ってくれた。推定40代前半、ストライプのボタンダウンが似合う、典型的なアメリカ人。ゴルファーで言うと、デイヴィス・ラブ・三世に似ている。明るい。
 ところが聞くと、彼はずっとニューオーリンズに住んでいたが、2005年の歴史的なハリケーン「カトリーナ」で家がなくなったという。浸水の規模は19フィートの洪水だったという。地上から6メートルの洪水…。
 家族とヒューストンに来たという。
 人生の選択肢がなくなり、新しいことを始めることができて、今は楽しい、と言う。
 このチョー・プラス思考はいったいどこから来るのだろう。
 そういうものなのだろうか。


 明日、NYに入ります。
 ヒューストンのホテルにて。夕方。快晴です。

#id10040004 | 出張 | posted by 鍜治真起

2010年04月08日 15:57

着いてました。

 ふー。やっとインターネットが通じました。ワシントンDCの2日目の深夜です。

 DCが史上始まって以来の大雪で、2週間、てんやわんやだったのが6週間前のこと。私はセーターを2枚持ってきたら、なんと昨日も今日も真夏日ですよ。ポロシャツを2枚買って散財。暑いのなんの。桜も満開です。

 着いた日。日本大使館公邸でのレセプションに突然招待されて、スーツケースを開けたら、革靴を忘れてきた。急いで買いに行って散財。固くて歩きにくい。


 マスターズ(ゴルフ)が明日から始まる。今回も出場できなくて残念。

 オールタイムで私のいちばん好きなプレイヤーは、フレッド・カプルス。黙々淡々、紳士でスウィングはゆるく、媚びない、愛想がない、人望が厚い。今回のタイガーの練習日のパートナーも、カプルスが自分で申し出たのではないか。

 ここまでの長いPGAを盛り上げ、ビッグ・ビジネスに構築した張本人がアーノルド・パーマー。まったく考え方がでかすぎる。尊敬します。

 カッコいいのは、ペイン・スチュアート。長身にニッカボッカとハンチングが似合っていた。ツアーの移動中、チャーター機の飛行機事故で亡くなった。
 そのすぐあとのトーナメントで、親友のトム・ワトソンだったか。
 彼が初日のスタートホールで、「亡きペインに、次の1球を捧げます」と、ペインからもらっっていた愛用のパターで、第1打をフルスィングした。
 パターでですよ。
 泣けた。

 好きな選手は100人以上。

 PGA(アメリカツアー)を面白くしたのは、実はカメラワークだろう。
 選手、ボールを遠景から捉えることから始まり、選手にカメラが付いていくことから親近感が湧いた。全ホール中継はあたりまえ。競技前後のスピーチ、インタビューも大人の会話だ。
 そんでマスターズのカメラワークが抜群のドラマを生むのは、グリーンが鏡のように硬く、ツルツル(?)であることが大きい。
 グリーン上のボールだけを追う望遠カメラは、ボールを生き物にする。
 白い小さな生き物は、くねくねうねり、止まった。
 かと思うといきなりまた、歩き出すのだ。
 転がって池に落ちていくのだ。
 コトリとカップに吸い込まれるのだ。

 DCのホテルにて。深夜。おなかが空いた。

#id10040003 | 出張 | posted by 鍜治真起

2010年04月05日 16:22

出かけます。

 行ってきまあす。まずはワシントンDCへ入って。あ、その前に千葉の栄町で、飲みながら助走の1泊をして。
 パスポートとクレジットカードを持った。よし、これでダイジョブ。あとは知り合いがなんとかしてくれる。金が解決してくれる。そんなもんです。


 今週末の桜花賞(競馬)が気になる。ま、出張を謳歌しよう。

#id10040002 | ニコリ | posted by 鍜治真起