2010年08月25日 17:56

出られませんから。

 昨日はニコリ事務所(蔵前)から近い、タイガービル内で撮影。
 このビルは東京大空襲にも焼かれず、残った貴重な建物。
 そのエレベーターに入ったハコの中の貼り紙が驚く。
 
 「(前略)。ショックを与えると自動的に停止します。1時間近く出られませんから」
 わおっ。

 しょうがない、意を決して3階まで乗ってしまいましたよ。ああ恐かった。パリのエレベーターみたいだよ。

 帰りにビルの玄関から出ようとしたら、また貼り紙が。

 「両手でソッと持って締めてください」
 気に入った。ここに引っ越したくなった。


 今月のいつだったか。真夏日の暑い真っ昼間。氷川神社の参道を、ハンカチで汗を拭き拭き歩いていたら、通りがかりのおばちゃんが声をかけてきた。
 「オ兄さん、そこの湧き水でさっぱりしてきな。バシャッとかけてさ。障害者のアタシが言うんだから間違いないってば」
 「あ、あ、ありがとうございます」
 おばちゃん、ペットボトルの湧き水を持ち、颯爽と自転車に乗って消えていった。
 ハッ? 障害者? それよりオレ、倒れそうだったの?
 一瞬、その氷川神社の近くに引っ越したくなった。あれはどこの氷川神社だったか。


 今週末は鬼怒川に社員旅行です。騒ぐぞ。  

#id10080006 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2010年08月23日 19:57

始まる。

 朝5時過ぎに日の出となり、翌日が始まる。(私見)

 夕方の6時半頃に日の入りとなり、今日が始まる。(私見)

 朝は朝で毎日同じ人が犬を連れて歩き、同じ人が散歩をし、夜は夜で同じ店に行き、同じものを飲む。
 毎日何が「始まる」のだろう。

 太陽も月も、始めていない。
 
 太陽は今、50億歳。寿命は100億歳らしい。
 私は今、58歳。寿命は116歳らしい。(私見)


 これから久しぶりに来客と飲む。
 先週は夕方に来客がなかったのだろうか。私が夕方、会社にいなかったのだろうか。

#id10080005 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2010年08月19日 13:47

ある観光案内人。

 夏休みの足尾銅山行きは単なる思いつきだった。休日のクルマは面白くないので、電車で行った。朝からビールと柿ピーでわいわい。
 群馬県の北東を走る「渡良瀬渓谷鉄道」は風情があって、言うことなし。スイスの山間鉄道より断然速いのでビックリ。
 古い気動車に、運転手と車掌さん(推定28才の女性)のコンビは息が合っていて、まるで観光バスのムード。

 「通洞(つうどう)」という駅で降りて、廃坑をひとしきり見て、遅い昼飯をとった。 
 その店の大将(推定58才)と無駄話。これが面白かった。4代続いている110年の店の大将が足尾の栄枯盛衰をカラッとしゃべる。重い話でもあり、軽くもなり。
 店を出たら大将が声をかけてくれて、なんと彼のクルマで私とかみさんを観光案内してくれたのだ。(店は確かに私たちだけだったが、空けてダイジョブなの?)
 いや、楽しかった。
 足尾の400年の歴史は尋常ではないのだったかあ。

 その晩は足尾に泊まり、翌日は思いつきで桐生市探索。
 古い歴史を知りたくて、ボランティアのガイドを頼んだ。これがまたサイコーだった。 
 Sさん(推定64才)のマイカーで天満宮や、ノコギリ屋根の建物を回る。
 「ありがとうございました。お昼、この辺で食べたいんですが、良いところありますか」
 「何が食べたいですか」
 「うどんがいいなあ」
 「鉄鍋のうどんはいかがですか」
 「いいですねえ」
 Sさんのマイカーで行った郊外(?)のうどん屋は民家の雰囲気。
 なんと、彼も堂々と(失礼)一緒に昼飯となった。お誘いしないのに(失礼)。面白い。
 また桐生の裏話(?)を聞くことができて満足。ひもかわのうどんが旨い。

 大将とSさんのおかげさまで、濃い、楽しい旅となった。
 どちらかがボソッと言ってくれたっけ。
 「お客さんとの相性ってのもあるんですよ」
 ありがとうございました。


 これから大阪出張です。
 関係ないけど三鷹のイエ、暑くて死人が出そうだったので、エアコン買いました。1850円の扇風機も買いました。

#id10080004 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2010年08月11日 16:12

函館競馬大儲けツアー。

 先週末の函館競馬大儲けツアーは暑かった。
 面子も私にとってのゴールデン馬家ども5人組だった。平均年令60.25。
 金曜日の夜に五稜郭の近くで再会を祝し、乾杯。ホッケの1本焼きがうまい。元気。
 土曜日は競馬が終わって、近くの函館競輪場(ナイター開催)に誘って、買い目をレクチャー。
 「カジから聞くと競輪って面白いねえ」と藤代三郎が言ってくれて。「そこまで分かるのにどれくらいかかった?」
 「一月に1回、競輪場に行って3年くらいですかねえ」
 「ああそうだよなあ。それじゃダメだ。競馬だけでいいや」
 「藤代さん、60からの手習いですよ」とヒゲモジャのトシキ。この人だけ私と一緒に競輪をやってくれる。

 日曜日は138万円馬券というロングショットを誰も取れず(あたりまえか)、無口な晩飯に。
 全員、買い方が大金の本命狙いではなく、小金の大穴狙いなのでこういうバカなツアーができる。無口な晩飯も楽しい。不思議です。

 5人ともギャンブル歴30年選手。本厄のトシキはパチンコ派から競馬に転向して8年くらいになるか。藤代氏が競馬の師匠で、この道に引っ張り込んだ。パチパチ。
 自分の趣味に他人を引っ張り込むのは、なかなかに難しい。特にギャンブルはそのハードルが高い。

 忙しすぎて時間が取れないバンカー・キヨンドは、2年後にラスベガスにまた行こう、と手を挙げてくれた。うれしい。彼だけがベガスでも他のギャンブルに手をつけない、まったくの馬キチ。
 キヨンドさん、ゲソ揚げ、唐揚げ、カツ丼だけではダメですよ。


 函館競馬場は新装なって立派になったが、どうもどんな施設も新しいハコは苦手だ。古い施設の方が落ちつく。
 思い出した。

 10数年前、ウルグアイの場外馬券売り場を夕方散歩していて、突然見つけたことを。
 向こうの百年以上前の建物(8階建てのビル)の中だけがうるさい。熱気を感じた。
 行ったらなんと馬券を売っていて鳥肌が立った。
 高い天井からランプが吊されていて、風もないのに揺れている。蒸した熱気でだった。 
 このときほど競馬を趣味にしていてよかったと思ったことはない。
 ホットドッグを食いながら、買い方もそこそこ分かってきたが、買わなくてもいい。
 ここにいるだけでいい。
 地元の同類の中に1時間以上、包みこまれていた。ずっといたかった。

 明日から夏休みです。明日は電車で足尾銅山に行ってきます。
 夏バテせぬように。

#id10080003 | ギャンブル | posted by 鍜治真起

2010年08月09日 18:09

仮面サイダー。

 東京はここ2,3年でジューススタンドがあちこちに見られるようになった。いいことだ。氷が入っていないのもいい。
 10年ほど前のこと。ミックスジュース発祥の地は阪神電車「梅田駅」のスタンド、と聞いたので行きました。
 こっちから行ったら、改札口手前の左側。おお、店頭にジューサーがずらり並んでいる。
 ミックスジュースは140円、牛乳を加えて甘い。これが本場の元祖の味か、と泣いた。

 そのスタンドが50年近く、なくなっていないのがえらい。
 御徒町のミルクスタンド(数十種の牛乳の瓶売り)は最近、なくなってしまったよ。ああ。

 リボンちゃんの夕張メロンソーダはうまいのだが、数量限定発売らしく、今は見ないなあ。キリンのスイカソーダはちょいと炭酸度(?)が高い気がする。
 どこかの自販機で「仮面サイダー」を見たが、私はその世代ではないので、飲んでいない。


 先週のいつか。ジミーとフカちゃん(共にニコリ)の3人で東京駅で仕事を終え、夏はおでんだ、と新橋のおでん屋に誘った。
 「こんな暑い日にですかあ」
 「こういうときこそ旨さが分かるんだよ」
 行ったら生憎いっぱいで、歩道にビール箱をおいて、外で飲んだ。
 結局、店内が空いても私たちだけ、最後まで汗を拭き拭き、ふうふうやりながら食べ、飲んだ。
 「昔は犬や猫も遠巻きにいたよなあ」
 「暑けりゃ一緒に耐えた」
 「食べ物もあげた」
 「しかしこの熱燗はカッコつけすぎた。オレも生グレープフルーツサワーにするわ」
 「2合も頼んじゃって。ったくもう」

 
 今日の東京はお湿りもあって、小休止の夏です。夕方、やっとニイニイゼミが鳴き始めました。

#id10080002 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2010年08月02日 13:10

夕涼み。

 お暑うございます。不便なイエに引っ越して2年目の夏です。
 「不便」をコンセプトにしたので、イエ内にエアコンを取り付けなかった。
 おかげさまで、夜、暑くて眠れない。蒲団が暑くてゴザに寝ているがダメ。団扇がこれほど威力があるとは思わなかった。
 しかし、眠りにつくと団扇の手も眠りについてまた暑く、まあ眠りが浅いのなんの。  
 どうしたらいいのでしょう。

 夜は外の方が涼しいので、一人BBQ。それも終わると焚き火です。
 寂しいから誰かさんを呼んで、つまらない話でだらだらしのぐ。

 昨日の夜はドングリの話になり、去年の秋はドングリが多かったとか。
 それで思い出した。
 今年の春、ワシントンDCに行ったとき、ヨーコさん(桜まつりのフィクサー)が言っていた。
 「去年の秋は何種類かのドングリが一斉に多くなる年になってね。歩いているとドングリが落ちてきてあたって痛いのよ。もう、ドングリコロコロじゃなくてドングリゴロゴロだったのよ」
 そうかあ、日本もアメリカも一緒だったのかあ。

 ヒキガエルが1匹、のそのそと庭を横切っていった。
 おとといもそんな時間に現れて、同じ方向に消えていったのだった。
 お互い夏バテに気をつけような。

 誰かさんが言った。
 「カジさん、ホントに毎日イエに帰っているんですね」
 ハ、ハイ。

#id10080001 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起
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