2011年07月29日 18:11

チュウコキンコ。

 歩いていると、ふと、新鮮な気になることがある。
 昼間、あるラーメン屋が閉まっていて、貼り紙があった。
 「次の定休日まで休みます」
 おっと、どこか面白いぞ。店の壁には「木曜定休」のプレートがある。見つけた日は水曜日だった。だから面白いと感じたのか? 違うなあ。いつから休んでいるのか分からないからちょいと気になってしまうところが面白いのかなあ。次の木曜日にも貼ってあったら、また1週間休んでもいいんだよなあ。って私は誰の立場なのか。

 ある民家の玄関に、「中に入らないでください」という貼り紙があった。確かにでかいお屋敷で、門は開いている。しかしちゃんと表札のある一軒家であるから、フツーは門をくぐらないぞ。しかもそこは住宅街で、人通りの少ない道沿いだ。なんともその貼り紙が目立つので、つい、入りたくなってしまうよ。私はどうしたらいいのだろう。

 あるリサイクルショップの店頭(歩道)に、中古金庫が売り物で出ていた。
 その貼り紙は書き文字で、「重さ45キロ 12600円 お持ち帰り限定」とあって、台車の上にいつも乗っている。なんだか笑いたくなる。なぜだろう。店主が毎日、台車で出し入れしているのを想像してしまうからだろうか。重いもんなあ。お持ち帰り限定だよなあ。チュウコキンコってのも、なんだかフィンランド語に聞こえる。新鮮だ。


 これから納涼会です。隅田川の涼風を前に。サイゴにスピーチがあるから飲みすぎないようにしよう。

#id11070007 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年07月27日 15:10

ウルグアイ。

 サッカーの南米選手権でウルグアイがチャンピオンになった。
 ウルグアイに行ったのは1995年のこと。ラスベガスで負け、NYでノモ(ヤンキース時代)のTシャツを買い、ブエノスアイレス(アルゼンチン)を経由して、首都のモンテビデオに入った。ラプラタ川の河口にあり、古い街並み、看板もネオンもなく、石畳がくねっている。
 ニコリという馬が生きていて(当時19才)、ウルグアイにいることが分かり、会いに行ったのだった。
 一緒に行動することになるガブリエル(当時35才)は、ニコリの馬主で、私をずっとバイヤー(馬の買い手)と思っていた。牧場に行けば「あの馬、いいだろ。3万ドルでいいよ」と言い、ポロの競技場に行けば「この馬たちもいいぞ」と言う。
 「ガブリエル、オレはニコリに会いに来ただけだ。はやく会わせてくれ」
 「ウソだろ。それだけでわざわざハポネからは来ない」
 「ウソじゃないってば。明日、オレはもう帰らなければいけないんだよ」
 もう2日間が過ぎていた。私は焦っていた。
 「しょうがない。じゃあ明日、会わせてやる。今夜はおまえのリクエストのカジノに行こう」
 「分かった」
 その晩はガブリエルはバカラで勝ち、私はルーレットで勝ち、ガブリエルが名士であることが分かった。
 最終日、目を真っ赤にして2人は集合し、彼のクルマで200卅った村にニコリがいた。
 究極の片想いが実現した。裸のニコリの背中はくぼんでいた。
 ご対面の時間、たったの20分。
 ガブリエルが「マキ、行こう。空港まで300劼△襦4屬帽腓錣覆ぁ
 おいおい、今までののんびりの2日間とはえらいギャップ。
 牧場の人たち全員と、集まってくれた村の人たちに手を振って別れた。大喜びのウルグアイ人と、キョトンとしているウルグアイ人がいて。
 途中、スピード違反でパトカーに捕まった。ああ。
 空港に着き、ガブリエルがコーヒーをおごってくれた。
 私は双眼鏡をプレゼントした。3日間、楽しかったよ、ムチョ・グラシアス。
 彼は下を向いて泣いた。
 朝から晩までずっと一緒だったからなあ。
 私はニコリではなく、ガブリエルに会いに来たのだった。


 ウルグアイでは牛肉と焼いたトマトばかり食べていた。今夜は牛肉を食べようか。

#id11070006 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年07月22日 15:14

前向き、後ろ向き。

 ゴルフショップにグローブ(手袋)を買いに行った。そしたら「右手用グローブ」というコーナーがドカンとあって、一瞬、笑ってしまった。
 (ゴルフを知らない人が来たら戸惑うだろうなあ)
 ゴルファーは「右利き」の人は、左手にグローブをはめる。
 上記の場合、正確に言うと、左手用グローブなんですね。そこは暗黙の了解で、事が済んでいる。

 最近、駐車場で「前向き駐車」という看板が目につく。「後ろ向き駐車」という看板は、ない。そこからよおく考えると、日本はフツーはバックしてクルマをいれて停めるのが一般的なので、「前向き駐車」とあったら、そのまま突っ込んで停めなさいよ、が正解となる。
 しかし、前向き駐車のエリアは停め方にバラバラなことが多く、戸惑っている人もいるんだなあ、と面白い。
 確かに見た目、バックでいれたクルマの方が、こっち向き、実は前向きなのだ。説得力がある。

 スーパーに重い物を買いに行ったときは、わたくし必ず、そのまま突っ込んで停める。その方が買い物を後ろのトランクから簡単にいれることができるからだ。

 飛んでしまうけど、条例、法律が少ない世界が好きだ。でもねえ。好きにさせてくれないんだよなあ、世の中。
 だから私はいろんなところで指導されている。オレは子どもか。

#id11070005 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年07月21日 17:58

カブトムシ。

 土をいれた筒の中で白い幼虫を飼っていた。それが「変身」し、カブトムシになった。フタをしなかったので、どこかに行った。掘られた土の穴を見つけたとき、成虫になって、いなくなったことが分かった。
 イエの中のどこにいるのだろう。
 数日後の夜、カーテンのいちばん上にテカテカの黒い彼がいた。
 虫かごに餌をいれて、飼っている。
 近所の人が、メスをくれて、今は2匹。
 酔っぱらって帰ると、ガサゴソガサゴソしていることで、元気なことが分かる。
 ビールをいれて、一緒に飲もう。


 台風が行って、東京は久しぶりに過ごしやすい天気です。

#id11070004 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年07月11日 17:28

暑気払い。

 こんちわああ。
 おうおうおう。
 ひさしぶりい。
 よくきたねえ。
 まあまあまあ。一杯。冷えているの。
 おうおうおう。いいねえ、きんちゃん、短パンで。
 お元気そうで。
 おうおうおう。
 ここはタバコ吸えるの?
 おうおうおう。相変わらず若いねえ。
 どう、商売は?
 まあまあまあな。

 こんな来客もいる。さて、飲みに出かけるか。

#id11070003 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年07月11日 13:01

ある夏、その2。

 今週は全英オープン(ゴルフ)かあ。また出られなかったなあ。このメジャーとマスターズだけ、素人が見ていてもドラマが分かるので面白い。

 先月はアツユキが主催する建築家関係のゴルフコンペがあって、私がいつも楽しみにしているのは、パーティでの余興。シノッチが企画しているのだが、これがまたパズルっぽくて、毎回感心する。
 今回は各自がスコアカードを持っての、自分のスコアを申告しながらの「ポーカー」。(詳細はシノッチに聞いてください)
 ルールもよくできていた。キミのパフォーマンスもサイコー。

 また違う棒振りでは、数年ぶりにアカゲラ(キツツキ)を見た。目の前の大木の地上2mくらいの幹をアカゲラが垂直に上がったり下りたり。まあ忍者。忍者と違うのは頭が赤いので、目立つところ。


 中庄の竹ちゃん、また「つ多」でお会いしましたね。謎の女と一緒でしたね。
 マイランさん、フィラデルフィアから東京に戻っているとのこと。「つ多」に行く日ねえ。いつも決めていないのですよ。すまぬ。


 おとといはテニス仲間と夜中まで。(久しぶりに3試合やって、すべて負け)
 ヒジカタさんは、仕事(映像関係)で世界中の競馬場を回っている人。一度も賭けたことがない、というのが信じられぬほど素晴らしい。
 フナキさんは、チェコのプラハからエルベ川沿いに600kmの自転車旅行をしたと言う。へええ。自分の折りたたみ自転車(計18圈砲鯑本から持っていくという。へええ。それでテニス、タフなのだ。
 私は昨日も朝4時半に目が覚め、ふらふら自転車で近所徘徊、6劼らいか。


 昨日もおとといの晩も、暑いので板の上で寝たり、北窓の下で寝たり。最近、ふとんの上で寝ていない。眠りが浅い。24時間、夢遊病者のよう。違うか、単なる酔っぱらいか。
 先週は、朝早く起きすぎて、気がついたら築地の場内、「加とう」で朝飯を食っていた。 
 自分の行動にも自信がなくなっている夏です。

#id11070002 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年07月04日 12:17

ある夏。

 去年の夏、学田公園(練馬区豊玉)のヨコの空き地から盗ってきたタチアオイが今、イエの前で2m50僂曚匹砲修咾┐董▲團鵐の花をドカンと咲かせている。木ではなく草花でここまで空に伸びると、細い茎なのに大したおまえだなあ、とほめてやりたくなる。


 震災から3カ月。今までにいちばん心に残っている意見は、3月下旬に朝日新聞で、東京大学の教授(お名前忘れてごめん)が書いたもの。以下、うろ覚えです。
 「3月20日を過ぎた。卒業、入学の時期。学校はすべて休止して、9月新年度制にしてはどうか。国際標準にしてはどうか。そんで延べ600万人の生徒、学生を被災地に送り、がれきを片付ける、現地状況を自分の目で見る。先生、専門の教授も現地でフィールドワーク」
 評論ではなく、提案である。いろんな点で素晴らしい。


 昨日、競輪のG1決勝があった。どのジャンルもトップレーサーは駆け引き、技が卓越しているので、鳥肌が立つ。競輪の場合、特に練習量の上に成り立っていることが分かる。

 6月で「期」が変わる競輪。引退していく選手が何人もいた。彼等はレース中、下を向いたり、上をずっと見ていたり。思うところあってだろう。
 サイゴはペケ。
 ゴールしたあと、クールダウンでもう1周する。
 誰よりもゆっくり走る。もう一生、走ることはないのだ。どうぞ、思う存分、トラックの空気を吸ってください。景色を焼き付けてください。
 何人ものファンが「おつかれさまあ。ありがとなあ」
 選手はペコンと頭を下げて応える。いい光景だ。
 私は彼等から買って、いい夢を見た。

 競輪の最年長レーサーは57才だったか。オートは70才の谷口さんだったか。ボートは67才の加藤俊二さんだったか。
 先日、川崎競馬の福島幸三郎さんが引退して、78才だったか。

 みなさん、暑い夏です。体に気をつけて。お年寄りはエアコン、バンバン効かせていいです。私たちが団扇で乗り切りますから。


 飲みすぎると、その場で寝たくなるわたくし。
 大昔、クレイジーキャッツの植木等だったかが言っていた。
 「どこ行くったって、どこ行きゃいいんだよ。ふとん持ってこいこの野郎。おれはここで寝る」
 (なんでこんなつまらないセリフを思い出したのか)

#id11070001 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起
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