2011年10月31日 13:33

おねえさん(昔の)。

 玉三郎の「一人舞踊会」を突然、観に行ってきた。演目は「傾城(けいせい)」「藤娘」「楊貴妃」の3本。楽日だからか、リラックスの中の踊りで、こちらも楽しめた。
 おねえさん(昔の)らが9割の客席。私とナカジョー(夢枕獏事務所)は浮いていた。 
 サイゴのおねえさんらのスタンディング・オーべーションでは、男2人ともよっこいしょ、と腰を上げ、10分近くの拍手に付き合った。

 玉三郎は守田勘弥の養子になった頃からちょくちょく観てきた。
 勘弥は線が細くみえて声が通る、根っからの舞台役者だった。
 玉三郎は自分を大きく見せるまでの時間がまあ、はやかった。一気に昇りつめた気がする。


 大阪大丸の地下で、これから会う人へお土産にと、パウンドケーキを3本買った。あるブランドのオレンジ風味のもの3本。
 その売り場におねえさん(昔の)らが4人 、ショウケースで逡巡していたヨコをパッと行ってパッと買った私だった。そしたら。
 「おにいさん、それおいし?」
 「あ、ああボクはそうです」
 「ほなわたしらもそれにしょ。な、な」(以下、私とつまらぬ会話続くのだが、大阪弁、書けぬ。省略です)
 大阪のおねえさん(?)らは人なつっこくて大好きだ。

 そういえば、先々週だったかは東京ドームに「巨人対阪神」戦を観に行ったのだった。10年ぶりくらいの野球ライブの気がする。
 9回に藤川(阪神)が出てきて、藤村(巨人)がサヨナラヒットを打ったゲーム。
 私は贔屓がないので、単純に面白かった。
 今年の春、ワシントンDCでメジャーリーグの試合を観たことを思い出した。それと比べると、日本のゲームってのんびりしてるなあ、と思った。ファンサービスがもっとあっていいかも。ハイ、余計なお世話でしたね。退散。


 昨日は都幾川、小川町、嵐山辺りを回って、埼玉県の田んぼ事情視察。だもんで、あまり飲まなかった週末でした。だもんで、今週はアタマすっきりスタートです。

#id11100007 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年10月25日 14:00

養生。

 イエの庭にホトトギスという野草の花が咲いた。どこから種が飛んできたのか、今は1輪。雪の結晶のような六弁の花には葡萄色の斑点が散りばめられていて、秋に相応しい色です。

 自転車のタイヤがパンクしたので、酔っぱらい気分のまま、朝5時から近所を散歩。
 ついこの前まで空き地だった場所に、新築戸建ての家が10軒ばかり、あっという間に建っていた。あとは植栽と電気まわり(?)で完成といったところか。
 その物件の駐車場に安全コーンがあり、貼り紙が。
 「養生中」だと。
 はあっ? びっくりした。
 「養生」って仏教方面の単語ではなかったか。「養生しろよ」「はい、ありがとうございます」ってな場面の用語ではなかったか。
 いいなあ。
 セメントが乾くまでそっとしておいてね、ということね。

 だらーっとしたり、ぼけーっとしたりを毎日、瞬間的にとって過ごしている私だから、このコトバははまったぞ。
 このあと2時間くらい「養生」しようっと。


 先週は朝のラッシュアワーの電車内で、若い青年に「眼」を飛ばされてしまった。
 電車が揺れたので、吊革につかまっていない私が彼の背中を押したことは確かだ。
 しかし私も押されたので押してしまった状況である。
 みんな、相互扶助の力関係でやっと我慢の立ち位置があるのではないのか。
 そりゃあ私はラッシュアワーの素人かも知れない。でもさあ。ねえ。

 先月は朝の新宿駅西口交番前の広場で、若い女性に舌打ちされた。
 「チッ」とか言って私の後ろを女性が足早にクロスしていった。
 あの広場はご存知の通り、朝は有数のスクランブル地点。全方向から真ん中に入り、また散っていく。
 そりゃあ私はスクランブル歩きの素人ですよ。流れに乗れないですよ。でもさあ。ねえ。「チッ」はないんじゃないの。

 ポン。
 いま思った。
 ゴールデンウィーク、シルバーウィークがあるように、「養生ウィーク」を設けたらどうか。ニッポンコクはアタマを冷やすために1週間、養生する。動いてはいけない。ぼけーっとしてるだけ。

 筆が走りすぎた。すまぬ。筆を養生させます。

#id11100006 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年10月18日 15:49

ベタな心理。

 消費税心理

 スーパーやデパチカでは、閉店近くなるとシールを貼って値引きする。798円が200円引きで598円となる。525円のいなり寿司が100円引きで425円だった。
 私は今、いなり寿司に凝っているので、即買った。425円で。
 んっ? 25円の消費税はそのままか? 500円だから25円つくので、400円なら20円ではないか? 税金の区分けはどこへいったのか? ぐるんぐるん。
 もちろん798円の物を買ったときだったら思いつかない。598円でOK。消費税に素人の私である。


 ごめんなさい心理

 この夏、函館で市電(路面電車)に何回か乗った。本数が多く、便利だった。運転手さんも若者が多く、いいことだ。活気がある。
 途中、行き先の電光掲示板「回送」電車が来た。ハイ、次を待ちます。
 目の前に来たら、その「回送」のヨコに文章が。
 「ごめんなさい。次の電車をお待ちください」だと。感動した。


 キレイ心理

 飲み屋のパー子が言った。
 「今の女子トイレって、アメニティ・グッズがおいてあったりするのよ。男の人ってないの?」
 ないよなあ。
 ポン。
 思い出した。
 「キレイなトイレから キレイになれるトイレへ」のポスターの意味はそうだったのかあ。


 群集心理

 突飛なことが起きると我をなくして同じ行動になるってやつ。
 しかし今は離れていくような気がする。最初から主体性がないから分裂していく気がする。(私見です)


 今夜は四谷荒木町界隈ふらふらか。

#id11100005 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年10月13日 16:24

中村屋。

 7代目中村シカンさんが亡くなった。シカンのシは「芝」、カンは扁が「羽」の造りが「元」。変換できず、恥も失礼も省みず書く。
 シカンさんを初めて観たのは42年前だったか。確か襲名して間もない頃じゃなかったか。私は歌舞伎の初心者で、女形なのに顔が大きい人だなあ、と思った。女形でも6代目歌右衛門は妖艶で、梅幸は元気でチャキチャキした印象。その後、シカンさんはみるみるなまめかしくなり、手、指がドキッとするような所作になり。(勘弁、生意気で)
 東京でも関西でもシカンさんが登場すると、客が緊張した。
 合掌。
 福助に期待しています。こちらの屋号は中村屋ではなく成駒屋。


 新宿の中村屋本店がこの19日で休業。ビルを建て直す。新宿通りの看板店だ。
 関係ないけど、同じ通り、紀伊國屋書店本店の向かいにあった「高久(タカキュー)」というメンズショップも今年の2月に閉じた。(移転した)
 どちらも中学の頃からの風景であり、感慨深いものがある。

 私はその中村屋5階で結婚式を挙げた。親戚だけの26人規模で。上がりで北海道の新婚旅行ができた。

 参宮橋(小田急線)にニコリ事務所がある頃、営業のHが友人を推薦し、その男が入社した。ニコリのニの字も知らない、パズルをやったこともない、初めてのリクルート。その男が総務のウドノです。
 あるとき2人に聞いた。
 「どこで2人は知り合ったの?」
 「中村屋って知ってます? そこで2人ともバイトをしていて」
 「おおう」
 私だけ少し親近感を持ったものだった。


 東銀座の歌舞伎座は天井桟敷(幕見席)を残すのだろうか。
 東新宿の中村屋は今の個性的なエスカレーター位置を残すのだろうか。

 明日から1泊で社員旅行です。

#id11100004 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年10月11日 13:27

シンボリルドルフ。

 先週、シンボリルドルフという、稀代の名馬が死んだ。

 1984年、5月最終週のダービーの日。私と長女は府中競馬場にいた。
 私は32才。長女の美波(ミハ)は6才。それまで2年くらい、毎週末、彼女を誘うと付いてきてくれて、競馬場東門から入った4コーナー付近のところで半日過ごした。
 彼女はヨコの広い公園で他の子どもたちと一緒に、滑り台や木製の遊具で遊び続け、私は勝手に馬券を買い、レースを見続けていた。

 そのダービーのレースだけ、ミハを呼び、一緒に4コーナーで観戦した。当日の入場者は15万人くらいだったか。とにかく人で一杯だった。彼女を肩車して見せるくらいの混雑。
 ルドルフは正攻法で完勝。2着は8枠のスズマッハだったと思う。(当時は「枠連」という種類の馬券しかなかった)
 その日を最後に、ミハは競馬場に行かなくなった。


 次女のなつ子も5才くらいのとき、競馬場アソビのデビューをした。長女が遊んだ同じ公園で、同じように子どもたちと一緒にヒマをつぶしてくれた。
 その頃になると、自動券売機も設置されていて、なつ子はマシンの画面を見ながら、自分で数字を言ったりした。
 
 ある日あるとき。
 最終レースで大負けして、アタマもすっからかんで駅に向かっているときに、なつ子を連れてきていることに気がつき、走って戻った。
 誰もいない広い公園に、なつ子だけがポツンと一人、遊具で遊んでいた。
 次の週から、なつ子も競馬場に行かなくなった。


 ミハはあまりの人混みに、なつ子はあまりの孤独に、行かないことを決めたのだろうか。まだ本人たちには聞いてない。

 昨日、競輪、ボートでもビッグレースの決勝があり、競輪は特に素晴らしいレースだった。そんなギャンブルまでに手を出しているなんて、大人になった彼女たちにはとことん見放されているのだろうな。

#id11100003 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年10月07日 15:04

日常の流れ。

 この年(還暦)になると、日々、2時間単位で次の行動に移っている気がする。
 起きて食べて外出するまでに2時間かけているとか。仕事も2時間で1つのことを終えるとか。下調べにも2時間とか。2時間くらいで通勤とか。

 北欧に主婦大臣がいるという。ママさんの省庁で、主に女性(主婦)の雇用促進のことを組み立てる省らしい。その大臣は主婦で、仕事は2時間、4時間の単位で出勤するとか。ご自分のライフスタイルも貫いている。へええ。
 もちろん、これはその個人の時間の使い方ではある。

 若い頃は、起きたら3分で外に出ていた。蒲団に入ったら30秒でいびきをかいていた。ばさばさと仕事をこなしていた。ガッと飲んでガッとつぶれていた。


 話はぶっ飛んで。
 一を聞いて十を知る。聖徳太子だったか。

 今、チマタでは、イヤホンで何かを聞きながら、ケータイを見ている人が多い。それでまた、ノートに書きこんでいる人もいる。その人はまた、友人と電車に乗っていて、会話もしていた。
 昨日、歯医者に行ったら、院長はレシーバー(イヤホン)で中のやりとりを交信しながら、私の歯を診ている。私の虫歯を治療しつつ、外部からの電話も受けている。
 十を聞いて一をする。
 と思ったが、そうではないな。
 しかし、日常は妙に忙しい。忙しくさせられている、そんな気がする。


 私はご存知の通り、昼と夜の見境がつかない。万年時差ボケなので。
 アリもカラスも昼夜の区別はつけているのだろうな。ああ。

#id11100002 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2011年10月03日 12:38

2011年初秋。

 日増しに朝の気温が冷え、イエの外にある風呂での半身浴もびびるこの頃。夏と秋でこの急激な温度差なら、今年の紅葉は一段ときれいになるだろう。今季は俳句の50本でも詠んでみようか。

 二日酔い 長雨に濡れ 風呂代わり
 秋深し いなりは巻物とで 助六
 新蕎麦を つゆにつけて 大失敗
 G1の どこが祭りだ おけら道
 ああ。

 日増しにぼけてゆくノーミソに対して、「もしもし」と突っ込む空元気なカラダがいて、妙にアンバランスな、統制のとれないわたくしです。
 この2週間、大相撲ライブで興奮したことだけ覚えている。
 イエの前で自転車からフツーに降りようとしてすっ転んでしまった。(自信なくした)
 
 どこかの町で朝まで飲んだ。7時半に帰宅。イエのドアを開けたら同居人たちが食事をしていた。「おおう」「お帰り」「おはよう」「いやいや」。
 (世の亭主全員が経験していると思うが、こんな状況に挨拶をしていただいただけで、無上の喜びを感じる)
 ニヤニヤしながら男はそのノリで、また出かけようとすると。
 「どこ行くの? バカ。寝な」


 決算の会議もあり、先月なくなった仲間のエピソードで一晩過ごした日もあり、そんなご時世に上記。おとなしく過ごすというのは、どういうことなのだろうか。

#id11100001 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起
end of entries.