2014年04月28日 23:50

人生バランスゲーム。

 フカちゃんとルーム・シェアしているような今です。朝、アパートから駅までの交差点、標識、風景をカメラにとって万全気分だったフカちゃん。ところがいつも帰り道は街灯もない真っ暗な道。撮ったことが役に立ちません。最初から分かるのにね、ムダなことが。 
 でもいいのです、ムダなことで心が安まるならば。人の価値観はそれぞれ。
 「シャチョー、あっちじゃないですか」
 「いいの、こっち」で毎日歩いている。漫才を通り越している。


 ニコリ本誌にはゲーム紹介もあればコンテストもある。「好奇心と驚き」を共有する雑誌であった。パズルを通じて。
 数独の迫力を見て、ニコリのパズルを世界に広めるために今までNYにいた。しかし、待てよ。幼稚園から高校から一般の人々に数独パフォーマンスをしてきたが、いつのまにか立体パズルも含めてあらゆる「パズル」をおひろめしていることに気づいた。そんでみなさん、目が輝いていた。大喜びしてくれた。
 そうだ、「パズルの楽しさ」を分かってくれれば自然にニコリのパズルが広まる。
 ポン。
 「パズル空間」をつくろう、という目になって今、NYに来ている。
 パズルはこちらが本場。パズルが文化として確立されている。
 よし、それなら文化(カルチャー)を超えて、「パズルは人生だ(ライフスタイル)」までもっていこう。そんなこと考えている会社、ないぞ。
 ないぞ、ないだろう、ないかしら、とちょっと弱気な私にもなり。
 できるぞ、できないかしら、できないかも、できませんの小さい自分にもなり。

 ここブルックリンは日々きれいになり、うまいレストランができている。地価も上がっている。(この辺のアパートはおいといて)
 1年前に初めてブルックリンにスタジアムができた。プロバスケットチーム「ネッツ」の本拠地として。スポーツで仕掛けていくアメリカ型の地域貢献は絶大。

 スタジアムを通りかかったら中に看板があった。「NETS LIFESTYLE SHOP」。
 これだ。
 「PUZZLE LIFESTYLE SHOP」。そうしてロマンは「NIKOLI LIFESTYLE SHOP」。
 つくるぞ。つくれないかも。応援、支援、なんでも受け付けます、よろしく。

 今は朝。これからまた方向音痴と歩き回って明日、日本に帰ります。
 順調。スタッフよ、お土産買うヒマなし。そこんとこよろしく。

#id14040006 | 出張 | posted by 鍜治真起

2014年04月25日 23:52

万歩計。

 フカちゃんが文明の利器を持ってやってきた。うれしい。そうです、うれしさはフカよりも「文明の利器」にかかります。だからこのチョー・アウェイの黒人街のアパートからも「ワイファイ」のおかげさまでパソコン使える。あーうれし。
 フカちゃん、アメリカは初めて。まず自由の女神を見たいというので連れて行った。
 「でかい、高いんですよねえ。ニューヨークかあ。まさか来るとはなあ」
 「自由の女神は通天閣みたいなもんだよ」
 「あ、へ、、そ、そんなもんですかあ」
 「そんなもんだよ。はい、あれ」
 「うわああ、あれですかあ。よおし、やるぞ、ここからスタートだあ」
 面白い。私も単純だがフカには負ける。

 夕方、フカちゃんがスマホを見て言う。
 「シャチョー、今日、もう2万3千歩いっちゃいましたよ。すごいですねえ、びっくり」
 「だったら言うけどオレなんか土日月火水、毎日2万5千歩いってるよ」
 「だってゴルフで1万歩ですよ。フツー1日8千歩ですよ」
 「ゴルフは8千歩だろ、フツーはそのくらいかな。NYは歩きたくなっちゃうんだよね。坂もないし」

 フカちゃんは「方向音痴選手権」があったとしたら日本でランキング500位くらいに入る優秀さ。以前、関西出張で同行したときもひどい目に遭った私です。
 夜、マンハッタンでヒロと3人で晩飯を食べた後、ヒロと別れ、2人でブルックリンに帰った。フカちゃんが「この地下鉄駅の方が近いですよ」というので、彼の案にのった。彼は方向音痴なのかどうか、調べ魔。まあよく事前調査する。尊敬する。その一点で彼にまかせた。私がいつも使っている駅と違う路線だが、東京から調べてきたのだからその鋭意努力を買おう。過去の同行悪夢は忘れよう。
 聞いてくれます、彼の調査では駅から歩いて10分で帰れるところがなんと1時間。迷いすぎ。サイゴは2人で笑いながらのウォーキングでありました。
 夜中の11時にアパートみっけ。フカちゃんが玄関で言った。
 「シャチョー、3万3千百十八歩です」


 今は翌朝です。これからブルックリン視察です。フカちゃんが言う。
 「シャチョー、足がぱんぱんです。あ、写真を撮りながら昨日の駅まで行きましょう。そしたら迷わないと思います」
 人間っていくらつきあっても分からない生きもの。

#id14040005 | 出張 | posted by 鍜治真起

2014年04月24日 06:01

心地よい疲れ。

 人間、疲れると眠れるもんですね。ここNYで毎日歩き疲れ、地下鉄に乗り疲れ、食い疲れ、昨日はなんと夜の9時に寝て起きたのが今朝の8時ですよ。熟睡できるのがいちばん。ここの枕が合うのかも。今回は怖い夢ばかりを真剣に見ているというか、現(うつつ)のようでいて怖い夢が多く、わざとそのシナリオにのっかって惰眠を貪っている。

 食い疲れというのは、毎日外食でイタリアン、フレンチ、ポルトギス、中華、和食、アメリカン、メキシカンをやっているとカラダが痛むカンジになるんですよね。
 これが東京の外食続きだとして、かき揚げそば、鍋焼きうどん、冷やしたぬき、納豆そば、おかめ、カレー南蛮、鴨南蛮、天せいろならカラダが喜び、疲れがとれる感じカンジになるんですよね。

 NYではベジタリアンが多い。動物性のものを食べないビーガンもいる。ストイックな食事にしてカラダを喜ばせたい、という意志を感じる。
 私はいつも目の前にあるものを食べていることで満足。食生活の希望は少ない方だ。食欲はない方だ。仕方がない。

 今は夕方のマンハッタン。これからJFK(空港)までフカちゃん(ニコリ営業)を迎えに行ってくる。明日からは2人でニューヨークふらふらです。

#id14040004 | 出張 | posted by 鍜治真起

2014年04月18日 05:55

まだ無事。

 NYです。まだ寒い。「パタゴニア」の安いウィンドブレーカー(黒)を買い、パンツを「ユニクロ」でまとめ買い。そうなのですよ、今回は3週間のアメリカ滞在につき、ウィークリー・アパートを借りたのです。洗濯は? いま考えているところ。
 ブルックリンの奥(?)にあるアパートは黒人が98%のエリア。夜中、地下鉄駅からアパートまで歩いて15分の歩道はさすがに緊張する。4日前は満月だったから明るくていい気分。2日前は横殴りの雨がみぞれになり、歯を食いしばって歩いた。なぜかそんときの鼻歌は越路吹雪の「ラストダンスは私に」だった。不思議だ。確かこの曲、ザ・ドリフターズのカバーで、だからこの黒人エリアで歌うのにぴったりのテンポ、メロディなのですよ。
 町になじむと町に似合った曲を町が私にくれる。そんなカンジ。

 とか言って調子に乗っていてもダメですね。昔、ベガスやロスの路上でひげもじゃのトシキによく叱られた。
 「ダメだってば、札を歩きながら数えちゃ」とか、「ダメだってば、バッグを置いてっちゃ。もおお。オレは保護者じゃないんだからね」とかうんぬんかんぷん。彼は学生の頃アメリカに留学していたから社会事情をよく知っていた。
 「あの信号から向こうは危険なので絶対行かないように」と言われても危険度の単位が分からないので、ふーん、と応え、怖いもの見たさの自分がふつふつと現れ、翌朝に内緒で信号の向こうに散歩に行ったりした。

 そのおかげさまで人生、ぼったくられた回数、盗まれた回数は他人よりちょいと多いと思う。そのおかげさまでぼったくり、盗人と仲良くなったことも他人よりちょいと多いと思う。


 ブルックリンのアパートはパソコンが通じないので、今ヒロのオフィス(クライスラービルの弁護士事務所)で書いてます。
 さて、この地で何をしでかしてやろうか。楽しんでいます。

#id14040003 | 出張 | posted by 鍜治真起

2014年04月15日 00:52

すこぶる順調。

 順調。ジャパンボウルもフィラデルフィアのニコリ・ブースも大賑わいでよかった。血液サラサラじゃないのに、時だけがサラサラ流れていく。外国時間はとにかく速い。

 ジャパンボウル(全米高校日本語選手権)の特別審査員として7年連続で呼ばれていて、高校生とも「また会いましたね、元気ですか」という会話です。

 選手権での問題、今回は難しいのが多かった。
問題「ビジネスマンが毎年、会社に対してサラリーを上げてください、という交渉はなんと言うでしょう。日本語で答えなさい。ボードに書きなさい」(たぶんこんなことを英語で質問した)
 会場は300人規模で、決勝に残った高校生3チームはステージの上にいて、問題も返答もオープン。
 んで、上記の質問に1チームは答えられず。もう1チームの答えは「きゅうりょう上がり」で不正解。もう1チームが傑作。ボードに書かれた言葉は「ぼうねんかい」。
 私は思わず持っていた「丸印」のプレートを頭上に高く掲げてしまったのでした。
 丸印と罰印のプレートは違うステージで使うものでありました。

 ワシントンDCからここ、フィラデルフィアに入って3日目。これからホテルチェックアウトしてNYに入ります。春はそこら中に振りまかれています。

#id14040002 | 出張 | posted by 鍜治真起

2014年04月07日 18:17

刑務所と柳。

 花冷え、花曇り、花いかだをあっちこっちで味わい、今年の春は長く感じそう。いいことだ。特に今年はムラサキケマンの多さと、アブラチャンの地味すぎる開花に驚いている。イエのケイオウザクラも4年目にして初めて花が咲いた。なによりうれしい。

 先日は府中刑務所で「お勤め」してきた。いや、シャレにならないように書こう。仕事をしてきました。これならいいだろう。中に案内されて廊下を進むほどに喉が渇いてきて、まったく社員に言っている「度胸と勇気と覚悟」はどこに行ってしまったのか。恥ずかしい。日頃の私的な行動から自分に自信がなくなっていったのだろうか。平常心、平常心と我が心に言い聞かせてニコリ本をおいてきた。ふー。

 今日の昼間の話を書こうかと思ったら、「守秘義務なので」と先方に言われてビックリ。なんか縮こまっていってる世の中。私だけはしゃいでいるのか。私だけ鈍感なのか。私だけネット社会にうといのか。ハイ、うといです。

 これから会社の花見。葉桜も捨てたもんではない。柳の黄緑色は今が旬。春風のゆらゆらを満身に受け、その風の暖かさを生きものに見せている。柳だけのなせる技。パチパチ。 
 そういえば先月、千葉栄町の「柳」という韓国料理屋で飲んだとき、ママが言った。
 「私ね、日本語学校の先生に読みなさいって言われて読んだサリンジャーの『ライ麦畑で捕まえて』と大江健三郎の『我らの時代』が今でもいちばん好き」
 「えっ 何だってなんだって。オレが40年前に読んだ本だよ。ママいくつ」
 「いいじゃないの、今はおばさんでしょ。そのときは24才」
 「へええ、そんでなにやってんの」
 「ばかねえ、この店に決まってるじゃない。お客さん面白いねえ、焼酎ボトルサービスしとくよ」
 こうしていつものように飲みすぎていくのだった。てなことを今思い出すのだった。


 明日からまたアメリカです。ちょいと遠方のさくらまつりに行ってきます。
 あ、タヌキの墓参り、行ってきた。某公園のユキヤナギを供花にして。

#id14040001 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起
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