2015年07月21日 05:27

焼きそば。

 コンビニの奥に入っていくと、「お帰りなさい」というポップがあり、いい言葉だなあ、と思う、お帰りなさい。
 しかし、まだ帰れない人がたくさんいるニッポン。
 そのポップの下に「ペヤング焼きそば」ですよ。先月帰ってきたペヤング焼きそばを、おととい、福島駅そばのホテルで食べた。先月から4食目だ。ホテルに泊まると夜食用に買い求めてしまう。それで先月から地方に4回行っていることがばれるのでした。

 ニッポンは水道水がうまい。そんでまたすぐ、熱湯をつくれる。素晴らしい。

 思い出す。
 15年前になるか、ひげもじゃのトシキと2人でカリフォルニアを移動していて、トラベラーズ・ロッジに泊まった。1泊ツインで35ドルだった。そんなに安いモーテルなので、なんの設備もなし。
 夜中に着いて、晩飯はカップラーメン。OK。2人とも腹ぺこ。んだが、湯沸かしポットがない。
 ポン。
 シャワーだ。私は機転が利く。
 栓をひねり、出てきたお湯は、待てど暮らせど熱くならなかった。ずーっと35度くらいのぬるま湯。しょうがない、そのぬるま湯をいれて、カップラーメンをすすった。味は思い出せない。トシキが食べなかったことを覚えている。
 あ、そのときは箸はもちろん、ナイフもスプーンもフォークもなかったのだ。そうそう、また私は機転が利いた。
 ポン。
 歯ブラシの柄を使って食べたのだったよ。

 先週末も世界各地でドラマがあり、泣き笑いがあって、わたくしなりの感動を伝えたいのだが、なんでしょーもない焼きそばの話になってしまうのだろう。

#id15070002 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起

2015年07月03日 13:57

法螺貝。

 マウイ島ビーチでの結婚式は、太陽が中天にある中で始まった。関係者は10人規模。砂浜の木蔭で休んでいる現地の人たちもにこやかに見守ってくれて。クマのようなハワイ人の神父は、笑わせるのが好き。主役2人にロングキッスを5回も6回もやらせて悦に入っている。法螺貝を何度も吹き、遠くの現地人は手を叩いて喜んでくれている。法螺貝の音色は太く暖かいもんだなあ、とちょいと感動した。
 あれ、昨日、読み進めている本に法螺貝が出てこなかったっけ、と気づいたのは、そのあとのホテルのプールサイドでのBBQパーティのときだった。でまた忘れた。

 翌日にプールサイドで本の続きを読んでいたら、また出てきましたよ、法螺貝が。「真田太平記」第七巻の真ん中辺。関ヶ原戦が始まる場面。東軍の黒田長政隊が「えい!えい!おう!」と先鋒で仕掛ける。追ってすぐに福島政則隊が突撃する。そんなもんで簡単に出張るカンジ。
 戦(いくさ)って、いつのまにか始まるんですね。
 そんで処方に法螺貝が一斉に吹かれて、開戦の合図となった。おいおい、昨日、聞いた音色だよ。
 うーむ。結婚式のときのあの音色は、戦のときの音色と同じなのであろうか。とりあえず「暖かく」は感じないと思うけど。

 読書は想像力の世界にあるが、あのときは法螺貝の音色だけがライブであった。
 ああ。
 これからは「マウイ」というと、結婚式から法螺貝、法螺貝から「関ヶ原の戦い」を思い出してしまうのだろうか。
 これからは「関ヶ原の戦い」というと「マウイ」まで連想しちゃうのだろうか。
 東海林さだおの「丸かじり」にしとけばよかった。

#id15070001 | 雑ネタ | posted by 鍜治真起
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