10月30日(月)
昨日の夜名古屋に移動し、今日から10日間ほどこっちで生活をすることに。東京にいると雑事が多いので某女史の家に隠遁し、デカビロ制作に専念するのが主目的である。いや、主目的は休養なのであるが。
というわけで今日は一日オフ。当然午後に目覚める怠惰な私。
某女史宅にて制作を開始しようとするが、机の上には化粧品の山だし、床は一面ごみだらけで、作業するスペースがどこにもない。某女史の私生活を知る者としては驚くには値しないが、あえて言わせていただくと、
・・・なんてこった。
仕方ないので近くの喫茶店に陣取り、カツサンド710円也とコーヒーで遅い昼飯をとりつつ「点打ち(=数字の配置決め)」の作業を続ける。10分の1サイズのデザイン画と見比べつつ、15枚の紙の上にしこしこと点を打っていく。
昨日思いついたことだが、今回は新開発の「テクスチャ・マッピング」の技法を使うことに。
まあ要するに、数字の入れ方によって様様な展開が可能な繰り返しパターンを、広いゾーンに一面に埋め尽くしてしまう、という荒業である。スーパー・ジャイアントでも小さすぎてできない、という、大スペクタクル一大絵巻である(謎)。
前回の目玉だった「1の森」とか「1・3平原」(という名前で作者は勝手に呼んでいたのである)も実はこの単純版ではあったのだが、結構やりつくしちゃったのよねー。
というわけで、より凝ったパターンを作ることになったのである。
解き味が単調になり兼ねない、というリスクがあるものの、このサイズに必要不可欠な見た目の美しさと、何より解き手のモティベーションを高く保つのには効果的であるので、採用。
失敗したら全体のデザインからやり直しになる。怖い。
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(テクスチャの例。等幅フォント推奨)
基本テクスチャパターンをいくつか作り、テストを重ね、合格したものを入れこんでみる。
テクスチャの切れ目の処理にかなり手間どったものの、だいたいのめどが経つ。
5時になり、店員がかなりきついめでにらみ始めたので、逃げるように帰ることにする。ごめんねえ机の上消しかすだらけだよー。でも明日もくる(悪質な客だ)。
今日は某女史の誕生日でもあるので、まあお祝いにどこかに飯でも食いに行くことにしよう。