11月16日(木)
数時間の仮眠後、昨日から通しで作業。
ついに巨大なルート二つが盤中央部で合流。
巨大ルートはあと二つあるので、この瞬間はまだ数回訪れるのだが、やはり第1回の合流はなかなか興奮する。
きっとドーバー海峡のトンネルを英仏両国から掘り進めていた作業員もこういう気持ちだったのだろう。「つながった」という安堵感と、何やら大きなことをやり遂げたような満足感。
もちろん解き手にはどこが合流地点かは絶対に分からない。ここらへんもトンネルと同じで、切れ目が通行車両に分かるようなトンネルはトンネルとして不備である。
極端に長いループ(ええと正確には「閉じてないループ」)がいくつかあるので、慎重に交通整理。気がつくと彼らが勝手にループを閉じてしまい、あとで気づいてウキャキャキャキャキャ~~!ということは、巨大スリリンを作る際によく起きるケアレスミスである。しかしそこは注意力散漫歴26年を誇る私であるので、事前に長めのループには名前をつけてあり、ループの両端にその名前を書いておいてある。こうすると、閉じた空間でもそのループ構造は一目瞭然なのである。
というわけで長い時間をかけて合流処理を終了。一気にその周辺も埋めていく。
ちなみにBGMは「コシミハル」という誰も知らないアーティストのアルバム「父とピストル」である。ちなみにこのアルバムは細野晴臣プロデュースである。今回は全編にわたって亡霊のように細野氏がついて回る制作なのであった。
夜(だか昼だかもわかんなくなってるけど)、間髪入れずに未着手だった右上部「2C」付近を埋めにかかる。
あれ?
あれあれ?
うぉっ!
すげー。こんなことになるとは。
うわっ、またかい!
うわぁ・・・とまらねぇべ・・・。
何を見たかは多くを語るまい。解けば分かる。
右上部やや下寄りが、ちょっとすごいことになっています。賛否両論だと思いますが、くどいくらいに「アレ」が反復登場します。いや、こうなることは予期してたけどね~。
もう17時間ほど部屋を出ておらず、かなりおかしくなってきている。ついでの勢いで上部中央1Bの処理も一気に終わらせてしまう。もう定理・手筋は出し尽くした感があり、作者もここからは根性論で迫ることにするぜ。あと2割、あと2割だ。
明日はぁぁぁ、どぉっちだぁぁぁぁ(不眠による錯乱)。