12月18日(月)
本当はもう1回くらい解きなおしてみたい、という未練を抑え、不安と後悔と開放感の複雑に入り混じった感情のまま、ニコリ編集部へ納品に。気がつくと、当初の〆切を大いに過ぎている。すみません。2月発行ができなかったら僕のせいです。
(金)氏は、同じく2月発売のペンシルパズル本「スリザーリンク10」制作の真っ最中であり、山のようなスリリン原稿を一つ一つ解いているところであった。ええっと、念の為申し上げておきますと、ニコリ本に掲載されるパズルというのはこのように編集部の方々が丁寧に1問1問吟味した上で厳選して採用されております。けっして階段の上から投げて近くに落ちたほうから載せているとかそんなことはしていないのでご安心ください。
とりあえず原稿を引き渡す。
密かにデッドヒートを繰り広げていたらしいデカビロ・カックロとの制作レースは、「実は今さっき、2時間前にできあがった」ということでアンプク氏の勝利に終わった。
(金)氏は原稿を一瞥したあと、「洋風だね」と一言。横から(く)さんも現れ、「庭園風だ」。「いや、一応ミュシャなんですけど…」。「それはない」「うむ」。数秒数字だらけのポスターを見つめる3人。何も知らない人が見たらかなり異常な光景である。
原稿はすぐに、バリバリと音を立てて仕事をしている写植担当のタズネ氏に。まずは原稿を活字に起こし、できたところから編集部側のチェックが始まるわけである。
驚く風もなく原稿を受け取り、即座にCADに向かうタズネ氏。よろしくお願いしますですはい。
では問題。ジャン!
納品が無事終わってしまったデカビロですが、さてこの日記は今後どうなっていくでしょうか?
A)惜しまれつつ終了。
B)なぜか連載継続。パズルと無関係のセキララな迷走が始まる。
C)(金)の「デカビロ編集日記」に変わる。
答えは…ええっと、どうなるんでしたっけ?