ニコリ社長の鍜治真起が綴った「恋するうつ伏せ」です。2004年8月17日から2005年3月19日にかけてパズルジャパンで連載されたものを、そのまま掲載しています。連載当時に書かれた内容とは、変わっている点もありますのでご了承ください。
目次
第1回
クロスワードの他にもいろんな種類のパズルがあるんだ….
第2回
私は一度でいいから雑誌をつくってみたかった….
第3回
とにかく創刊準備号とかいってつくってしまおう。….
第4回
準備号をつくるにあたっての、何から何まで自分たちでやった….
第5回
1980年8月に出した創刊号、「パズル通信ニコリ」の初刷りは千部。….
第6回
転がってしまったから仕方がない。売りに行かねば。….
第7回
この年(1980年)の秋に創刊2号を出した。….
第8回
変な自信がついたことは確かだった。….
第9回
信濃町の駅のホームで、体が熱くなってきた。….
第10回
ニコリがエロ本のコーナーにおいてあるのだ。….
第11回
ま、売れてから考えればいいやな。で、いくら払えばいいの?….
第12回
良い書店の意味が分かるのはずっとあとになってからのことだった。….
第13回
一晩寝て起きてニコリ1本にすることに決めた。女房は「あら」と言った。….
第14回
何も考えずに会社をつくってもいいんだ、と思った。….
第15回
ある日、しつこい電話をする男が訪ねてきた。….
第16回
メンバーの中に、芦ヶ原伸之、高木茂男といったビッグネームもいた。….
第17回
頑丈そうな男が一人、ソファに座っていた。….
第18回
入ってすぐの1m四方を全部ニコリの本でうめてくれた。….
第19回
「私が社長なんですが」と言えず、「はい」と言って出た。….
第20回
自慢しちゃうが「無名度」は高い。….
第21回
思い切って社員を募集することにした。….
第22回
ニコリって名馬なんだあ、とうれしくなった去年であった。….
最終回
好きなことを仕事にしなさい。一生働かなくて済むから….
鍛治真起
1950年代生まれ。日本最初のパズル雑誌ニコリを創刊した、株式会社ニコリ代表取締役社長。本人は「シャチョーは愛称」と言っている。会社で働いている姿は社員でもめったに見ることができないとの未確認情報もあるが、飲み屋や競馬場ではいつでも見かけるという噂も。ペンシルパズルを世界に広めるため、夜ごと広報活動に励んでいるものと思われる。鍛治真起についてもっと知りたい方は、(株)ニコリ社長 鍜治真起のblogをごらんください。